概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、もみ合った後は終盤にマイナス圏に転落

2015年3月5日 10:12

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記事提供元:フィスコ


*10:12JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、もみ合った後は終盤にマイナス圏に転落
【ブラジル】ボベスパ指数 50468.05 -1.63%
4日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比836.05ポイント安(-1.63%)の50468.05で取引を終えた。51303.15から一時50399.11まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは13、値下がりは54、変わらず1であった。

ルセフ大統領が上程した緊縮財政策の大統領令(税控除の打ち切りなど)を、上院が前日拒否。ブラジルの財政再建の遅れが、格付けの引き下げにつながるとの懸念が広がり、株の売り圧力になったもよう。通貨レアルは、対米ドルで約10年ぶりの安値とされる2.9991レベルまで下落した。

【ロシア】MICEX指数 1759.35 -2.67%
4日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比48.35ポイント安(-2.67%)の1759.35で取引を終了した。1816.21から1756.36まで下落した。

前日、オバマ米大統領、キャメロン英首相、オランド仏大統領、メルケル独首相、レンツィ伊首相、トゥスク欧州連合(EU)大統領が、ウクライナ情勢について協議(TV会議)。停戦合意の重大な違反などがあれば、「ロシアに対し速やかに追加制裁に動く」と確認したことが、ロシア株の売り圧力になった。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 29380.73(-0.72%)
4日のインドSENSEX指数は5営業日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比213.00ポイント安(-0.72%)の29380.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.60ポイント安(-0.82%)の8922.65で取引を終えた。

プラス圏でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。インド準備銀行(中央銀行、RBI) が緊急利下げに踏み切ったことが好感され、前半は銀行などを中心に買いが広がった。準備銀は4日の取引前、主要政策金利であるレポ金利を7.75%から7.50%に引き下げると発表。これは1月15日に続き、今年に入ってから2度目の利下げとなる。インフレの落ち着きに加え、週明けに発表されたHSBC製造業購買担当者指数(PMI)やインフラ産業8業種の生産高が前月を下回ったことが利下げの背景にある。

【中国本土】上海総合指数 3279.53(+0.51%)
4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.48ポイント高(+0.51%)の3279.53ポイントと反発した。

前日に急落した反動で、ひとまず買い戻しが入る流れ。上海総合指数は3日、前日比2.2%安と大きく売られていた。国政助言機関の全国政治協商会議が3日に開幕したことや、国会に当たる全国人民代表大会が5日から開催されるため、政策期待も一段と強まる状況。特に、全国政治協商会議の開幕に際し、朱光耀・財政部次官が「積極的な財政政策を維持する方針」を示したことがポジティブだ。もっとも、上値は重い。IPO(新規株式公開)増加による需給悪化の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏に沈む場面もあった。《FA》

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