量的緩和までの幕間ショー: マリオ・マジック

2014年6月6日 14:21

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記事提供元:フィスコ


*14:21JST 量的緩和までの幕間ショー: マリオ・マジック
ドラギ欧州中銀総裁が、政策金利の引き下げを発表したものの、資産担保証券(ABS)は準備中とし、量的緩和策(QE)への言及を避けたことで、ユーロ相場は材料出尽くしで買い戻されている。

中銀預金金利が0.0%から-0.1%に引き下げられたものの、欧州の金融機関は、準備預金の0.0%に移動すれば済むことであり、ドラギ欧州中銀総裁は、ZIRP(Zero Interest Rate Policy)とNIRP(Negative Interest Rate Policy)の間のマジックで時間稼ぎをしているに過ぎない。

そして、主要ファイナンス金利を0.15%に引き下げ、限界貸出金利(0.40%)と中銀預金金利(-0.10%)のコリドー(0.50%)の中心値に据えたことで、市場関係者に謎解きの時間も与えたのかもしれない。《MY》

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