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【編集長の視点】アスラポートは安値水準から続伸、弘乳舎子会社化を見直し下げ過ぎ訂正
<銘柄ウオッチ>
アスラポート・ダイニング<3069>(JQS)は、1円高の254円と続伸して始まり、3月27日につけた年初来安値245円に並ぶ安値水準から底上げしている。今年2月に開示した前2014年3月期第3四半期(3Q)業績が、減益転換して着地したことを嫌って安値もみ合いを続けてきたが、3月通期業績については子会社化した弘乳舎(熊本県熊本市)の寄与で連続して過去最高純利益を更新することを見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃している。5月中旬に予定している決算発表を先取り、今2015年3月期業績への期待も高めている。
■3本目の柱の生産事業が業容を拡大させ前期業績を上方修正
同社の前2014年3月期業績は、昨年8月に弘乳舎の株式99.34%を25億円で取得し連結子会社化したことで上方修正され、純利益は、期初予想の2億9500万円が3億8300万円(前々期比58%増)に引き上げられ、連続過去最高更新の更新幅を拡大する。弘乳舎は、乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリームなどの製造販売・加工受託をする創業130年の老舗乳製品メーカーで、外食事業、流通事業を展開するアスラポートにとっては初めての生産事業のグループ化であり、第3の経営の柱として業績を押し上げる。
この3月通期業績に対して前期3Q業績は、前年同期比19%増収、20%経常減益、37%純益減益と増減マチマチで着地し、利益進捗率も41~40%と目安の75%を下回る低進捗率にとどまった。主力外食業態の「牛角」が新規出店とキャンペーン効果などで順調に推移し、「とりでん」や「とり鉄」では、グランドメニューを変更したことなどで売り上げは2ケタの続伸となったが、弘乳舎でのれん償却により営業損失を計上したことなどが響いて減益転換した。ただ3月通期業績は、上方修正値に変更はなく、純利益は、連続過去最高更新を見込んでいた。
続く今2015年3月期業績も、弘乳舎のフル寄与などから続伸、東洋経済会社四季報春号では純利益を4億2000万円と観測しており、5月中旬の決算発表に注目が集まる。
■PER12倍台の安値から高値を奪回し上昇トレンド転換へ
株価は、年初来高値313円から新株予約権付社債発行や3Q減益転換業績が続いて同安値245円まで調整、1カ月強の下値固めを継続してきた。PERは12倍台と下げ過ぎを示唆しており、まず年初来高値奪回から昨年5月高値398円を目指す上昇トレンド転換を鮮明化しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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