前場に注目すべき3つのポイント~理化学研究所などが新万能細胞のSTAP細胞の作製に成功

2014年1月30日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~理化学研究所などが新万能細胞のSTAP細胞の作製に成功

30日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は波乱含み、決算材料やテーマでの循環物色に
■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の売り越し
■前場の注目材料:理化学研究所などが新万能細胞のSTAP細胞の作製に成功、バイオ関連に注目

■日経平均は波乱含み、決算材料やテーマでの循環物色に

☆日経225想定レンジ:上限15100円-下限14800円

30日の東京市場は29日の状況から一転、ギャップ・ダウンからのスタートとなる。29日の米国市場はNYダウ、ナスダックともに大幅に下落した。連邦公開市場委員会(FOMC)では更なる量的緩和縮小を発表、2月から債券購入額を月額で100億ドル減らして、計650億ドルにすると明らかにした。想定内とはみられていたが、改めて新興国への影響などが警戒される格好となったようである。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大証比405円安の14975円となり、日経平均は29日の上昇部分を証消しにしてくる形になりそうだ。

これにより日経平均は再び一目均衡表の雲上限を割り込み、14770円近辺に位置する雲下限が再び意識されてくることになりそうだ。決算発表が本格化していることで押し目買いも入れづらい状況であり、物色対象は絞られてきそうである。好決算を発表した企業などには、短期筋の値幅取り狙いの資金なども集中しやすいだろう。

また、任天堂<7974>は29日、1000万株、1250億円を上限に自社株取得枠を設定した。29日のADR市場では全面安のなか東証比較で3%の上昇をみせており、関心が向かいそうである。そのほか、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらは、革新的な万能細胞「STAP細胞」の作製に成功。これを受けてバイオ関連への物色が意識されるところ。

また、モバイル広告の拡大が世界の広告費の成長を当面けん引するとの報道もあり、関連企業への物色も期待されよう。日経平均が不安定な状況のなか、個別材料やテーマ物色などの循環が続きそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り2310万株、買い2050万株、差し引き260万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

1月23日(木):130万株の買い越し
1月24日(金):580万株の買い越し
1月27日(月):630万株の買い越し
1月28日(火):110万株の売り越し
1月29日(水):20万株の買い越し

■前場の注目材料

・新興国からの資金流出懸念は根強い、米FOMCでは更なる量的緩和縮小を発表
・理化学研究所などが新万能細胞のSTAP細胞の作製に成功、バイオ関連に注目
・米フェイスブックの10-12月期決算は市場予想を上回り時間外で急伸

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2003年7-12月期)
08:50 先週分対外対内証券売買

<海外>

10:45 中国・1月HSBC製造業PMI改定値(予想:49.6、速報値:49.6、12月:50.5)《KO》

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