【編集長の視点】ファルテックは続落も三角保ち合い煮詰まり2Q決算発表を先取り超割安返上へ

2013年11月1日 11:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ファルテック <7215> (東2)は、20円安の3830円と続落している。今年8月の上場来高値5600円から同安値3480円まで調整、今年3月の新規株式公開(IPO)時の公開価格3940円水準固めが続いているものだが、この三角保ち合いが最終局面と煮詰まり感を強めており、11月8日発表の今3月期第2四半期(2Q)累計決算を先取り、下値に下げ過ぎ修正期待の打診買いも底流している。IPO株として、異例の130円の高配当を安定継続、来期に増配が観測されていることも、来年1月からスタートする少額投資非課税制度(NISA)の有力関連株として注目される可能性がある。

  同社の今3月期業績は、売り上げ725億円(前期比0.7%増)、経常利益33億円(同4%増)、純利益20億円(同1%減)と予想されている。日産自動車 <7201> 系の自動車用品メーカーのアルティアと外装部品メーカーの旧橋本フォーミング工業が合併して再上場され、国内では、この自動車用品が、ディーラー向けに堅調に推移する一方、外装部品では、中国、米国を中心として設立した海外子会社、現地工場建設で業容拡大を図り、北米、中国、東南アジア諸国などでの自動車市場の成長を謳歌することが要因となっている。純利益は、前期に計上した持分法適用会社の持分譲渡による特別利益や法人税等の減少が一巡し小幅減益となる。

  2Q累計業績は、売り上げ350億円(前年同期比4%減)、経常利益12億円(同27%減)、純利益7億円(同46%減)と予想されているが、米国工場や中国工場の高稼働効果や、今年8月に株式取得した積水工機製作所<6487>(東2)との資本・業務提携による金型設計・製作のシナジー・コスト削減効果も加わって上ぶれも期待されている。また今期からグローバル展開をいっそう強化する中期経営計画を推進しており、つれて来期配当の160円への増配が、東洋経済会社四季報秋号で観測されている。

  株価は、上場来安値から下げ過ぎとして1株純資産4021円水準まで底上げをして、公開価格3940円水準でのもみ合いを続けているが、PERは5倍台、PBRは0.9倍、配当利回りは3.3%と超割安となっている。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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