関連記事
五輪関連をベースにツイッターやシェールガス関連などに注目/東京株オープニングコメント
記事提供元:フィスコ
*08:12JST 五輪関連をベースにツイッターやシェールガス関連などに注目
13日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続くなか、個人投資家主体による材料株物色が続きそうである。12日の米国株式相場は下落。週間新規失業保険申請数が予想よりも少なかったことで、量的緩和縮小への警戒感が高まった。NYダウは直近3日間で400ドルの上昇をみせており、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利益確定の流れが優勢だった。
シカゴ日経225先物清算値は、12月限で大証比15円高の14275円。12日の日経平均に対しては110円程度の下げだが、9月の権利落ち分が80円程度となるため、これを考慮すると若干小安い程度で始まることになろう。また、先物とオプションの清算日が重なるメジャーSQとなる。五輪開催による先高期待が高まるなか、米国の下げの影響からSQ値が下で決まるようなら、これが心理的な支持線として意識されそうである。
物色としては3連休を控えていることもあり、個人主体による材料株での値幅取りが中心になりそうだ。五輪関連を基本ベースとした循環物色となるが、米投稿サイト大手のツイッターが米証券取引委員会に株式上場を申請したと公式ツイッターで明らかにしたと報じられている。デジタルガレージ<4819>、アドウェイズ<2489>といったSNSやネット広告、ネットセキュリティなどへの波及が期待される。
また、米エネルギー省は11日、米ドミニオン社などが計画するLNGの対日輸出事業を認可したと発表。LNGの日本向け輸出の認可は2件目で、2017年にも輸出が始まる見通しと報じられている。シェールガス関連への物色も期待されよう。《TN》
スポンサードリンク

