5日の香港市場概況:大幅続伸、ECBの緩和継続や欧州株高を受けて2週間半ぶり高値

2013年7月5日 17:43

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記事提供元:フィスコ


*17:43JST 5日の香港市場概況:大幅続伸、ECBの緩和継続や欧州株高を受けて2週間半ぶり高値

5日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅続伸し、前日比386.00ポイント高(+1.89%)の20854.67で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同185.33ポイント高(+2.05%)の9209.34、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同63.19ポイント高(+1.62%)の3954.11だった。

ハンセン指数は終値で先月19日以来、約2週間半ぶりの高値を付けた。欧州中央銀行(ECB)理事会のドラギ総裁が前日に低金利の長期維持を表明したことや、これを受けた欧州株の大幅高が好感された。また、この日の中国本土株が底堅い値動きとなったこともあり、幅広い銘柄が買われた。ただ、今晩には米雇用統計が発表されるほか、来週以降は中国の主要経済指標の発表が相次ぐ。手控えムードが強まる中、指数は高値圏でもみ合う場面が目立った。

ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面高。中でも石炭株が大きく続伸し、中国中煤能源(01898/HK)が7.20%高、中国神華能源(01088/HK)が6.66%高となった。JPモルガン・チェースは最新リポートで、中国神華能源に対する強気の評価を継続。下期に親会社から石炭化工事業を買収する可能性があると予測したほか、株価の値ごろ感を指摘した。

また、香港証券取引所(00388/HK)が0.78%上昇。中国当局がより多くの企業や個人投資家を対象に、海外での商品先物取引を認めることを検討中と伝わっている。実施の運びとなれば、香港証取傘下のロンドン金属取引所(LME)をはじめ、海外の商品取引所では商いが大幅に増加すると期待されている。

その他の個別銘柄では、今日メインボードに上場したマカオ・レジェンド(01680/HK)が2.40HKドルで初日の取引を終了。公開価格比で2.13%高と、堅調な滑り出しとなっている。同社に出資するダイナムジャパン(06889/HK)は1.59%上昇。含み益拡大期待から前日に急騰した後とあって売りに押される場面が目立ったが、引けにかけて切り返した。《KO》

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