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米国株式 上昇、好調な経済指標相次ぐ
記事提供元:フィスコ
*05:44JST 米国株式 上昇、好調な経済指標相次ぐ
米国株式相場は上昇。ダウ平均は100.75ドル高の14760.31、ナスダックは27.13ポイント高の3347.89で取引を終了した。中国人民銀行が必要な流動性供給を行う方針を示したことが好感されたほか、5月耐久財受注や4月S&Pケース・シラー住宅価格指数、6月消費者信頼感指数、5月新築住宅販売件数などが相次いで予想を上回ったことで、終日堅調推移となった。セクター別では、各種金融や電気通信サービスが上昇する一方で食品・生活必需品小売やヘルスケア機器・サービスが下落した。
住宅メーカーのパルト・グループ(PHM)は好調な住宅関連の経済指標を受けて上昇。携帯電話キャリアのスプリント(S)は株主総会でソフトバンクによる買収を承認し堅調。一方でドラッグストアのウォルグリーン(WAG)は、決算が予想を下回り下落した。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、バーンスタインの投資判断引き下げを受けて軟調推移となった。書店のバーンズ&ノーブル(BKS)は決算が大幅赤字となり、カラー液晶の電子ブックリーダーの製造を外部に委託する方針を明らかにして下落。
本日発表された経済指標はいずれも長期金利上昇前のものであり、今後の経済指標で回復が持続するか慎重に見極める必要がある。《KG》
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