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【編集長の視点】第一実業は5期ぶり最高純益・連続増配買いが続き高値追いに拍車
<銘柄ウオッチ>
第一実業 <8059> は、昨年10月につけた昨年来安値308円から週足陽線を連続して同高値445円まで44%高しているが、同社の今3月期純利益の5期ぶりの過去最高純利益更新・連続増配予想からはなお上値評価が予想される。2月4日予定の今期第3四半期(3Q)決算発表からさらに騰勢を強めて2011年7月高値485円抜けから500円台回復への直行展開も想定される。
同社の今期業績は、売り上げ1330億円(前期比6%増)、経常利益55億円(同1%増)、純利益31億円(同17%増)と続伸が予想され、純利益は、2008年3月期の過去最高(30億円)を5期ぶりに更新する。産業機械事業では、インドネシアなど海外向けに自動車関連産業の設備機器が好調に推移、プラント・エネルギー事業でも、海外向けに液化天然ガスプラント設備や化学会社向けの高吸水性樹脂プラント設備の大口案件を計上、中国・韓国を中心としたIT・デジタル関連機器製造会社向けの電子部品実装機などの伸び悩みをカバーしている。配当は、16円(前期実績14円)と前期に続く増配を予定している。
株価は、昨年来安値から44%高しているが、チャート面では2006年2月高値748円から2008年11月安値201円まで調整した調整幅のまだ半値戻しにも達していない。バリュー的にもPERは7倍台、PBRは0.9倍となお評価不足であり、半値戻しとなる2011年7月高値485円奪回から3分の2戻しの500円台回復と上値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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