【チャート・ワンコメント】新安値の東京海上ＨＤ、減額響き底打ち感ない

■チャート・ワンコメント（日足）

　　東京海上ホールディングス <8766> は６０円安の１６８２円と前日の２１円高から急反落、１１月２４日の１７１９円を下回り年初来の安値を更新。１１月安値後、１９２９円（１２月２日）まで戻したものの期待された２０００円回復はならず上値は重いとみられた。

　　それでも、２０日（火）は安値１７２０円で下げ止まっていた。今日は息切れ感からか、一気に下げた。去る５日に今期（２０１２年３月期）の純益を８００億円減額して１００億円（前期は７１９億２４００万円）としたことも影響している。この結果、今期の１株利益は予想の１１７．３円は１３．０円（前期は９２．４円）となってＰＥＲの割安感はなくなった。

　　年初来高値は２８７６円。高値からの下げは４１．５％に達したものの底打ち感はない。１５００円を割って、高値から半値となる１４４０円程度になれば値ごろ感からの買いも予想されそうだ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

【関連記事・情報】
・【チャート・ワンコメント】毎日コムネット相場一変の可能性秘める、週末値４００円に注目（2011/12/22）
・セブン＆アイＨＬＤは第３四半期好調と伝えられ需給妙味再燃（2011/12/22）
・犬丸正寛の相場格言～データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功～（2011/08/10）
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー（銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選）メルマガがスタート！登録受付中（2011/06/22）