KeePer技研が1株を2株に分割 株主優待の取得額は下がる?配当利回りも比較

2026年10月11日 16:46

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10月31日を基準日として1株を2株に分割するKeePer技研とオートバックスセブン、イエローハットについて配当や優待を比べる。(写真:HQA02330, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons)

10月31日を基準日として1株を2株に分割するKeePer技研とオートバックスセブン、イエローハットについて配当や優待を比べる。(写真:HQA02330, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons)[写真拡大]

 KeePer技研は2026年10月31日を基準日として、1株を2株に分割する。最低投資額は半分になるが、株主優待は取りやすくなるのか。オートバックスセブン、イエローハットと配当や優待も比べる。

 10月9日の株価は、KeePer技研が3,725円、オートバックスセブンが1,497円、イエローハットが1,597円だった。100株の最低投資額は、それぞれ約37万円、約15万円、約16万円となる。現在の株価が変わらないと仮定すると、分割後のKeePer技研は約19万円で100株を購入できる。

 ただし、株式分割後もKeePer技研の優待取得額が半分になるわけではない。分割に合わせて優待対象が100株以上から200株以上へ変更されるため、必要な実質投資額は変わらない。

 200株以上を6カ月以上継続保有すると、キーパーLABOの全サービス商品(※車検・板金・ウィンドフィルムは割引対象外)が20%割引となる優待券などを受け取れる。割引券は有効期間中に何度でも使えるため、コーティングや洗車の利用頻度によって価値が変わる。

 KeePer技研の2026年6月期は、売上高が前期比12.4%増の259億円、営業利益が同2.6%減の69億円だった。2027年6月期は新規出店などにより、売上高293億円、営業利益90億円を予想する。年間配当予想は分割後で50円となり、分割前換算では100円で実質的な変更はない。

 オートバックスセブンの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比7.2%増の688億円、営業利益が同13.1%減の23億円だった。年間配当予想は60円で、100株を1年以上保有すると、店舗で使える1,000円相当の限定Vポイントを年2回受け取れる。

 イエローハットの同期間は、売上高が前年同期比2.4%増の412億円、営業利益が同16.9%減の29億円だった。年間配当予想は前期比6円増の68円となる。100株を1年以上保有すると、3,000円分の買物割引券などが年2回贈られる。

 10月9日の株価を基準とした予想配当利回りは、KeePer技研が約2.7%、オートバックスセブンが約4.0%、イエローハットが約4.3%となる。配当利回りではイエローハット、優待の使いやすさでは利用する店舗やサービスとの相性が重要だ。

 KeePer技研の株式分割で100株の最低投資額は下がるが、株主優待の取得額は変わらない。買いやすさだけでなく、各社の利益動向や配当、継続保有条件を確認することが、カーケア関連株を選ぶ際の判断材料になりそうだ。(記事:林田孝治・記事一覧を見る)

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