BMW新型3シリーズ発表 M350 xDriveは437hp、日本導入は2027年以降

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BMWは2026年9月29日、8代目となる新型3シリーズを発表した。ガソリン車の「M350 xDrive」は米国仕様で最高出力437hpを発揮し、電気自動車(EV)の「i3」と共通のデザインや新しい操作システムを採用する。BMW日本法人は、新型3シリーズ セダンの国内導入を2027年以降と案内している。
■似た外観、異なる車台
ガソリン車の開発コードは「G50」。EVのi3は電動車向けに開発した「ノイエ・クラッセ」の車台を使い、ガソリン車は内燃機関に対応する車台を使う。両車には、新世代のBMW車に共通するデザインが採用された。
BMWが発表した米国仕様の寸法では、ガソリン車の全長は約4765mm、ホイールベースは約2860mm。i3は全長約4760mm、ホイールベース約2898mmで、全長が近い一方、車軸間の距離はi3のほうが長い。格納式ドアハンドルや横方向を強調した灯火類にも共通の意匠が見られる。
後席の床にも車台の違いが表れる。BMW専門メディアのBMWBLOGが実車を比較した記事によると、ガソリン車には中央のトンネルがあり、i3の後席床面は平らだ。外観の共通性と車内の空間設計の違いが、2つの車種を選ぶ際のポイントになる。
■共通の「BMWパノラミックiDrive」
両車の操作系には、17.9インチのセンターディスプレイと、フロントガラス下部に情報を映す「BMWパノラミック・ビジョン」を含む「BMWパノラミックiDrive」を採用する。運転者向けには、別途3Dヘッドアップ・ディスプレイもオプションで用意される。
基盤となる「BMWオペレーティング・システムX」は、Android Open Source Project(AOSP)をベースにBMWが開発したものだ。タッチ操作、ステアリングホイールのボタン、音声操作を組み合わせる。BMWによると、Amazon Alexa+の技術を利用した音声機能は、対象市場から段階的に提供される。
運転支援にはSAEレベル2の機能を用意する。米国仕様では「Driving Assistant Plus」が標準装備され、対応する道路で運転者の監視を前提にハンズオフ走行を支援する「Highway Assist」はオプションとなる。日本向けの装備や利用条件は、国内仕様の案内に従う必要がある。
■437hpのM350 xDrive、ディーゼルは設定せず
ガソリン車の最上位モデル、M350 xDriveには3.0L直列6気筒エンジンと48Vマイルドハイブリッドを組み合わせる。BMWの米国発表ではシステム最高出力437hp、最大トルク580Nmで、従来の米国仕様M340i xDriveより51hp高い。0~60mph加速の公称値は3.9秒だ。
米国で発売時に用意する4気筒モデルは、2.0Lエンジンを搭載する後輪駆動の330と四輪駆動の330 xDrive。いずれもBMWの公表値は255hp、約400Nmだ。市場によって車種構成は異なり、BMWは今後1年以内にプラグインハイブリッド車を追加する予定としている。
ディーゼル車については、BMWBLOGがBMW広報担当者への取材を基に、新型3シリーズ セダンには設定しないと報じた。同媒体によると、ディーゼル車を持たない3シリーズは、初代E21以来となる。欧州自動車工業会によると、2026年上半期のEU新車登録に占めるディーゼル乗用車の割合は7.5%だった。
■足回りと生産計画
BMWは新型ガソリン車のサスペンション形状や車体剛性を見直した。M350 xDriveにはアダプティブMサスペンション、可変ギア比のスポーツステアリング、Mスポーツ・ディファレンシャルを標準装備する。走行時に駆動力を後輪だけへ送る「Drift Moment」は2027年中に提供予定で、納車済み車両にもソフトウェア更新で追加するという。
ガソリン車はドイツのディンゴルフィング工場、i3はミュンヘン工場で生産する。米国では330、330 xDrive、M350 xDrive、i3 50 xDriveを2027年第1四半期に発売する予定だ。
2026年9月発表の米国価格は、ガソリン車の330が4万9900ドル(約783万円)、330 xDriveが5万1900ドル(約815万円)、M350 xDriveが6万5900ドル(約1035万円)から。いずれも別途1350ドル(約21万円)の配送・取扱手数料がかかる。円換算は1ドル=157円による概算で、日本での販売価格を示すものではない。
元記事: BMW 3 Series Revealed With Android Cockpit, No Diesel, and 437-HP Flagship
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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