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NASA、一部の天体に対する愛称使用の見直しを進める
記事提供元:スラド
NASAは5日、一部の天体について愛称の使用見直しを進めていることを発表した(NASAのニュース記事、 Houston Chronicleの記事、 Mashableの記事、 SlashGearの記事)。
天体の正式名称には記号的なものも多く、親しみやすい愛称で呼ばれることも多い。しかし、一見すると当たりさわりないと思われる愛称の中にも、無神経であったり、そればかりか有害なものがある。NASAでは多様性や公平さ、包括性を進める観点から非公式な用語の使用を見直し、愛称が不適切な場合は国際天文学連合(IAU)が定める正式名称のみを使用するとのこと。
NASAは手始めとして、ふたご座に位置する星雲 NGC 2392の愛称「Eskimo Nebula」(エスキモー星雲)や、おとめ座銀河団に含まれる2つの渦巻銀河 NGC 4567と NGC 4568の愛称「Siamese Twins Galaxy」(シャム双生児銀河)の使用を取りやめる。「Eskimo」は北極圏の先住民に押し付けられていた植民地主義的な用語と広くみなされており、ほとんどの公的文書では既に使われていないとのことだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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