Windows 10、プロキシサーバー設定使用時にネット接続できなくなる問題

2020年3月29日 19:42

印刷

記事提供元:スラド

Windows 10でプロキシサーバー設定を使用していると、特にVPNを使用している場合にインターネット接続できなくなる問題が発生しているそうだ(リリース情報Windows Centralの記事Softpediaの記事Ghacksの記事)。

この問題はVPNに接続/切断した場合や状態が変更された場合に発生し、通知領域のネットワークアイコンには「制限あり」「インターネットなし」などと表示されるという。また、WinHTTPやWinInetを使用するアプリケーションがインターネットを利用できなくなる可能性もあるとのこと。該当するアプリケーションの例としては、Microsoft Teams/Microsoft Office/Office 365/Outlook/Internet Explorer 11/一部のバージョンのMicrosoft Edgeが挙げられている。

影響を受けるのはバージョン1709以降のWindows 10/Serverで、2月下旬にリリースされた更新プログラム(KB4537816 / KB4537795 / KB4537818 / KB4535996)にバグが導入されている。バグは最近まで認識されていなかったとみられ、3月にリリースされた複数のビルドでも修正されていない。Microsoftは現在修正を進めており、4月初めに定例外の更新プログラムとしてMicrosoft Update Catalogのみで提供する予定だ。なお、問題発生時にデバイスを再起動すれば、一時的に問題は解消するとのことだ。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | インターネットエクスプローラ | 通信 | マイクロソフト | ネットワーク | バグ | インターネット | Windows

 関連ストーリー:
Google Chrome、4月第2週にはメジャーアップデート再開へ 2020年03月28日
YouTubeなど、ネットワーク帯域節約のため動画のデフォルト品質を下げる 2020年03月27日
Microsoft、Windowsの未修正脆弱性を公表 2020年03月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事