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リスクモンスターとテクマトリックス、AI活用し企業与信の精度高める実証実験
リスクモンスターとテクマトリックスは18日、リスクモンスターのサービスの一つである与信管理サービスにおいて、AI(人工知能)を用いたRM格付精度向上の実証実験を実施したと発表した。RM格付とは、与信判断に活用することができるリスクモンスター独自の格付指標で、企業の信用力を倒産した企業の実績からA~F(細分化を含めると9段階)で格付する。リスクモンスターとテクマトリックスは、実証実験をはじめとした両社の協力のもと、RM格付の精度向上を図る。
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リスクモンスターは、1万2,015(2018年12月末時点)の法人会員を持つ、与信業務のASPクラウドサービスやコンサルティングサービスを主事業とする。テクマトリクスは、情報通信基盤事業とアプリケーション・サービス事業を主事業としており、最近は、ビッグデータの活用や、AIを活用した事業にも力を入れている。
今回の実証実験では、リスクモンスターが学習データとなる企業情報の提供、学習項目の検討、予測モデル精度の評価を担当。テクマトリックスは、検証環境の構築、予測モデルの構築、予測モデルの精度検証、検証結果のフィードバックを担当した。
両社間では、学習項目に対する協議や予測モデルの検証結果に対する評価を協議しながら、取得した企業データに対してAIを活用した予測モデルを構築、倒産した企業の信用力との相関性など、データ項目の調査研究を行った。リスクモンスターは、倒産傾向、経済や社会情勢に合わせ、年に2度、RM格付の審査ロジックの見直しを行っているが、今後もAIを用いて判明した結果をデータ項目に取り入れるとしている。
今後も両社では、AIを活用しながら倒産と企業の信用力における相関性の高いデータ項目を調査研究し、RM格付精度の向上に努めていくとしている。またインターネット上にある企業のビッグデータも活用し、情報がほとんどない企業やスタート間もない企業においても企業評価をできるように進めていきたいとしている。(記事:まなたけ・記事一覧を見る)
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