2025年国民生活基礎調査、歯の病気で通院する人は人口千人あたり54.9人。85歳以上は「噛みにくい」83.6人が通院76.2人を上回る。札幌の歯科医院ユアーズデンタルクリニック院長・湯口晃弘が分析。

プレスリリース発表元企業:ユアーズデンタルクリニック

配信日時: 2026-11-05 16:50:00

歯の病気での通院は80~84歳の108.9人まで年齢とともに高くなり、85歳以上で下がる。「かみにくい」は85歳以上まで上がり続ける。厚生労働省「国民生活基礎調査」にもとづく分析



医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニック(北海道札幌市中央区、理事長:湯口晃弘)は、厚生労働省の2025年(令和7年)国民生活基礎調査から、歯の病気での通院と、歯に関する自覚症状を年齢別に分析しました。歯の病気で通院している人は人口千人あたり54.9人で、80~84歳の108.9人まで年齢とともに高くなり、85歳以上では76.2人でした。一方、「かみにくい」と感じている人は85歳以上で83.6人と、歯の病気で通院している人の値を上回っていました。分析の全文は情報サイト「Save Your Teeth.」(https://save-your-teeth.jp/columns/dental-visits-survey-2025/)で公開しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/190095/30/190095-30-ed4a967d0ec08719bee17646b48a24b1-2400x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
年齢別に見た歯の病気の通院者率と「かみにくい」などの有訴者率(全国・2025年・人口千人あたり)

分析の概要
・調査主体:厚生労働省(統計の出典)/分析は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニック(自社分析)
・調査対象:2025年(令和7年)国民生活基礎調査 健康票 第108表「通院者率(人口千対),年齢(5歳階級)・傷病(複数回答)・性別」、第98表「有訴者率(人口千対),年齢(5歳階級)・症状(複数回答)・性別」ほか(全国・北海道)
・対象期間:2025年6月5日の調査(比較として2022年の同じ表)
・集計方法:「歯の病気」の通院者率と、「歯が痛い」「歯ぐきのはれ・出血」「かみにくい」の有訴者率を年齢別に抽出した。北海道は第136表・第133表の人数を第118表の世帯人員で割って算出(小数第2位を四捨五入)
・分析日:2026年11月2日
・出典:厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」(e-Stat)
背景
国民生活基礎調査は、厚生労働省が全国の世帯を対象に行う調査です。3年に1度の大規模な調査では、健康票で、ふだんの自覚症状や、どの病気で通院しているかをたずねています。2025年は大規模な調査の年にあたり、2026年7月に結果が公表されました。
歯の病気で通院している人の割合と、「歯が痛い」「歯ぐきのはれ・出血」「かみにくい」と感じている人の割合を、年齢ごとに並べて確かめました。
主なデータ
歯の病気の通院者率(全国・人口千人あたり)
・総数 54.9人(男 51.3人/女 58.3人)。2022年は52.5人
・通院者率を傷病別に見ると、高血圧症(143.0人)、脂質異常症(70.9人)、眼の病気(59.3人)、糖尿病(55.8人)に次ぐ値
年齢別(全国・人口千人あたり)歯の病気で通院/歯が痛い/歯ぐきのはれ・出血/かみにくい
・20~24歳 17.1人/5.4人/3.3人/0.9人
・40~44歳 36.7人/13.8人/9.5人/3.6人
・60~64歳 72.6人/14.7人/21.1人/17.0人
・80~84歳 108.9人/28.0人/30.2人/69.1人
・85歳以上 76.2人/22.4人/25.4人/83.6人
北海道(本分析で算出・人口千人あたり)
・歯の病気で通院 45.4人(全国 54.9人)。15~64歳 35.1人(全国 41.8人)、65歳以上 72.6人(全国 89.2人)
・歯が痛い 12.8人/歯ぐきのはれ・出血 15.6人/かみにくい 19.0人(全国 13.5人/15.7人/19.7人)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/190095/30/190095-30-8338eefb3eba8d5effe992b31dc87dee-2400x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「歯の病気での通院と自覚症状」分析の概要(調査主体・対象・期間・集計方法・分析日・出典・注意)

85歳以上で並びが入れ替わる
歯の病気で通院している人の割合は、年齢とともに高くなり、80~84歳で人口千人あたり108.9人でした。85歳以上では76.2人と、80~84歳より低くなっています。
これに対して「かみにくい」と感じている人の割合は、60~64歳の17.0人、75~79歳の47.8人、85歳以上の83.6人と、年齢とともに上がり続けています。5歳ごとの年齢区分で、「かみにくい」が歯の病気での通院を上回ったのは85歳以上だけでした。2022年の調査でも、85歳以上では「かみにくい」(78.0人)が歯の病気での通院(64.2人)を上回っていました。
北海道では、歯の自覚症状の割合は全国とほぼ同じ水準でしたが、歯の病気で通院している人の割合は全国より低く、15~64歳、65歳以上のどちらの区分でも全国を下回っていました。
この分析について
数値はすべて人口千人あたりの人数(人口千対)です。百分率にする場合は10で割ります(例:54.9人=5.49%)。
国民生活基礎調査の健康票は、世帯が調査票に記入する自己申告の調査です。「歯の病気」は回答者の申告によるもので、診断を確認したものではありません。また、むし歯や歯周病などの内訳は分かりません。
通院者・有訴者には入院している人を含みません(割合の分母には含みます)。社会福祉施設に入所している人は調査の対象外のため、85歳以上の値は在宅などで暮らす人の値です。
通院者率と有訴者率は別々の質問の集計で、同じ人を追ったものではありません。「かみにくい」と感じている人のうち、どれだけの人が通院しているかは、この集計からは分かりません。
年齢と通院者率・有訴者率の関係は、同じ時点の集計を並べたものです。年齢が通院や症状の原因であることや、通院の有無と症状の因果関係を示すものではありません。
北海道の値は公表された率ではなく、第136表・第133表の人数(千人単位)を第118表の世帯人員で割って本分析で算出しました(小数第2位を四捨五入)。全国では同じ方法で公表値と一致することを確かめています。年齢構成の違いは調整しておらず、標本調査のため誤差を含みます。
2022年と2025年は別の標本による調査です。値の差は、そのまま増減を示すとは限りません。
監修者のコメント
今回の数字では、歯の病気で通院している人の割合は80代前半まで年齢とともに高くなり、85歳以上では低くなっていました。一方で「かみにくい」と感じている人の割合は、85歳以上まで上がり続けています。二つは別々の質問で、同じ人を比べたものではありませんが、年齢を重ねてからの歯科への通いやすさを考えるきっかけになる数字だと受け止めています。かむことで気になる点があるときは、ご家族とも話しながら、歯科医院に相談していただければと思います。(ユアーズデンタルクリニック 院長 湯口晃弘)
出典
・厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」健康票 第108表 通院者率(人口千対),年齢(5歳階級)・傷病(複数回答)・性別(e-Stat)
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040475268&fileKind=1
・厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」健康票 第98表 有訴者率(人口千対),年齢(5歳階級)・症状(複数回答)・性別(e-Stat)
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040475258&fileKind=1
・厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」健康票 第118表・第133表・第136表(e-Stat、北海道の算出に使用)
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040475278&fileKind=1
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040475293&fileKind=1
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040475296&fileKind=1
・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」健康票 第108表・第98表(e-Stat)
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040071880&fileKind=1
 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040071870&fileKind=1
・厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」
 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa25/index.html
※全国の値は第108表・第98表に公表された値です(小数第1位まで)。北海道の値は本分析で算出した値です。
※本リリースの数値と図は、厚生労働省「国民生活基礎調査」を医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックが加工して作成したものです。
監修者について
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/190095/30/190095-30-3c09b02bb66be62a101bf2f4ce0a4526-1139x1062.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
医療法人令徳会 理事長 ユアーズデンタルクリニック 院長 湯口晃弘(ゆぐち あきひろ)

湯口晃弘(ゆぐち あきひろ)/医療法人令徳会 理事長、ユアーズデンタルクリニック 院長
・2010年~2015年 石川県金沢市のなぎさ歯科クリニックにて船登彰芳氏に師事
・2015年 ユアーズデンタルクリニック開院(札幌市中央区)
・2022年 米国カリフォルニアのスタディグループ OSCSC にて講演
・2023年 日本臨床歯周病学会 第41回年次大会 新進気鋭セッションに登壇
・日本歯周病学会 認定医、EAO(European Association for Osseointegration)認定医
・5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター
・2026年5月 米国歯周病学会の公式誌 Clinical Advances in Periodontics に、筆頭著者として症例報告を発表(DOI: 10.1002/cap.70076)
・2026年10月 日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会にて演題発表
医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックについて
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/190095/30/190095-30-27e8e8fbced45395bd88e9e6ff5edc9a-250x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
YOURS DENTAL CLINIC(ユアーズデンタルクリニック)

札幌市中央区・大通駅直結の自由診療専門の歯科医院です。2015年開院。歯周外科、歯周組織再生療法、歯肉移植(根面被覆)、インプラント治療、審美歯科を診療科目としています。院長の湯口晃弘は日本歯周病学会認定医、EAO(European Association for Osseointegration)認定医、5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター。
医院名:ユアーズデンタルクリニック
運営法人:医療法人令徳会
設立:2015年9月
所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F(地下鉄大通駅直結)
理事長:湯口 晃弘
診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)
ユアーズデンタルクリニック 公式サイト:https://yours-dental.com/
歯科情報メディア Save Your Teeth.:https://save-your-teeth.jp/
本件に関するお問い合わせ
医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニック
電話:011-206-8241
所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F

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