6年をかけ、ヒマラヤ5000kmを歩き切る
配信日時: 2025-09-16 12:20:00
グレート・ヒマラヤ・トラバースプロジェクト、踏破を達成
日本山岳会(会長:橋本しをり)の「グレート・ヒマラヤ・トラバースプロジェクト」は、このたびネパール、インド、パキスタンを貫くヒマラヤ・カラコルム山脈の約5,000kmにおよぶトレイルの踏査を終えました。2020年にスタートしたこの壮大な旅は、ヒマラヤ登山の歴史をたどり、未来への新たな一歩を踏み出すことを目的に、6年の歳月をかけて今年8月に完了しました。
プロジェクト概要
「グレート・ヒマラヤ・トラバース」とは、ネパールの東端にある世界第3位の高峰カンチェンジュンガ(8586m)山麓からスタートし、インド、パキスタンを横断して世界第2位の高峰K2(8611m)のエリアへといたる長大なトレイルです。
この旅では、14座ある8000m級の峰々の山麓を巡り、標高5000m級の数々の険しい峠を越えました。登山道だけでなく、氷河や人々が暮らす生活圏も通り、重廣恒夫隊長を中心とするチームは、コロナ禍による1年半の中断を経ながらも、7期にわたる約400日間の踏査を完遂しました。
達成と得られた知見
このプロジェクトは、日本山岳会創立120周年の記念事業として、「先人がヒマラヤに残した足跡を訪ね、その歴史に触れる」ことを目的としていました。
歴史をたどる旅を通じて、隊員たちは多くの貴重な知見を得ることができました。
日本の登山史の再確認: 過去の遠征隊が歩いた道を実際にたどり、偉大な先人たちの偉業を肌で感じることができました。
気候変動の深刻な影響: 氷河の後退、氷河湖の決壊など、気候変動による地球温暖化がヒマラヤの自然環境に与える深刻な変化を目の当たりにしました。
社会・文化の変化: 山奥にまで進む開発の様子や、各国の国境地帯における社会情勢の変化を観察しました。
各期の活動詳細
第I期 2020年2月~5月 東ネパール未踏峰パブクカン試登、コロナ禍による帰国遅延
第II期 2022年10月~11月 東ネパール氷河湖決壊の踏査、チベット国境上の峠を踏査
第III期 2023年4月~5月 東ネパールクーンブ、ロールワリン、ランタンエリアを縦断
第IV期 2023年10月~11月 中央ネパールガネッシュ・マナスル・アンナプルナエリア、ナムン峠往復
第V期 2024年4月~6月 北西ネパールアッパードルポ、ムグ、フムラエリアを踏査
第VI期 2024年10月~11月 インドガルワール、ラダック踏査、カンヤツェII登頂
第VII期 2025年6月~8月 パキスタンバルトロ氷河、K2BC、スノーレークなど踏査、スパンティークC2まで
このプロジェクトで得られた記録や知見は、今後のヒマラヤ登山のあり方を考える上で貴重な一歩となるでしょう。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145407/19/145407-19-dce871f67736bf5d44682ba4ff3bd4c7-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
K2ベースキャンプ手前からのK2(8611m)
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