JR代々木駅付近にロッカクアヤコの大型壁画が完成!災害時の一時退避場所を広めるため、幅合計約50メートルにも及ぶパブリックピースが公開。
配信日時: 2025-04-15 12:00:00



シブヤ・アロープロジェクトは、東京都渋谷区エリアにおける災害時の一時退避場所の周知を目的として、国際的アーティスト・ロッカクアヤコ氏による大型壁画が完成したことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/432888/LL_img_432888_1.jpg
SHIBUYA ARROW PROJECT ロッカクアヤコ main
シブヤ・アロープロジェクトは、災害時の一時退避場所と避難経路を来街者の方々に周知する目的のもと、2017年に渋谷区によって発足されました。
近年、首都圏での災害への警戒がますます高まる中、首都直下地震等の大規模災害が発生した場合、首都圏のほとんどの公共交通機関が運行を停止するため、渋谷区では約23万人の帰宅困難者が発生すると想定されています。それに伴い、災害発生時の多くの来街者の方への帰宅困難者対策が喫緊の課題となっています。
そこで渋谷区では、来街者が一時的に退避できる安全な場所として「一時退避場所」を定めました。
シブヤ・アロープロジェクトは「一時退避場所」の位置を、アートを通じて情報発信し、平時からの防災意識の向上や災害への備えを行っていただくことを活動目的としています。2024年にブランディングを新たにリニューアルを行い、米サンフランシスコの世界的アーティストBarry McGeeによるミューラル(壁画)、そして国際的に活躍する写真家、森山大道氏の写真作品に続き、日本を代表するミューラルアーティストHITOTZUKI(ヒトツキ)の壁画作品を完成させました。
そしてこの度同プロジェクトにおいて、ポルト、ベルリン、東京の3都市を拠点に国際的に活躍する女性アーティストであるロッカクアヤコ氏による大型壁画が完成し、公開されました。ロッカク氏が制作したのは、ロッカク作品の代表的なイメージであるカラフルな無限に色がひしめき合う世界の中に少女や動物的なモチーフが登場する軽やかな作品です。
レンガ造りの少し薄暗い印象のあったガード下という環境に、春を彩るような色の溢れる作品は、街ゆく人の気持ちを明るくするような作品となるでしょう。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/432888/LL_img_432888_2.jpg
SHIBUYA ARROW PROJECT ロッカクアヤコ1
■「防災×アート」という、渋谷らしく、世界的にも新しい取り組み
シブヤ・アロープロジェクトでは様々なジャンルにわたる国内外の優れたアーティストとのコラボレーションを計画しており、アートによって街の景観を豊かにしていくと同時に、一時退避場所の周知、そして防災意識の向上に繋がる情報発信をしていきます。
是非この機会に現地にて作品をご覧いただくとともに、最寄りの一時退避場所がどこにあるのかを確認し、災害時に備えていただければ幸いです。
ロッカクアヤコ氏の作品から最寄りの災害時一時退避場所は明治神宮・代々木公園一帯となっています。こちらについては公式ウェブサイト( https://www.shibuya-arrow.com/ja )のマップにも記載がされていますのでぜひご覧ください。
■About SHIBUYA ARROW PROJECT
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/432888/LL_img_432888_3.jpg
渋谷区長 長谷部健
2011年3月11日の東日本大震災では、首都圏全体で約515万人(東京都で約352万人)の帰宅困難者が発生し、鉄道等の運行停止により、多くの帰宅困難者が発生するなど、主要鉄道駅周辺幹線道路等が未明まで大変混雑しました。このような首都直下地震等の大規模な災害が発生した場合、首都圏のほとんどの公共交通機関が運行を停止するため、渋谷区では約23万人(※1)の帰宅困難者が発生すると想定されています。
こうした中、渋谷区では、社会情勢の変化や区を取り巻く環境により、外国人を含め増加する来街者(在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々)の方の帰宅困難者対策が喫緊の課題となっています。一方で、区内の小学校や公園等は「一時集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。そこで、特に渋谷駅周辺では発災時に、来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時退避場所」として定めています。
これは一時退避という新しい考え方であり、来街者には、帰宅困難者受入施設が開設されるまでの間、安全に留まれる、この[一時退避場所](※2)を知っていただく必要があります。「シブヤ・アロープロジェクト」では、一時退避場所をより広く知っていただきながら同時に街の景観を豊かにするために公共スペースにアートを制作することで広く情報発信を行っております。
(※1) 「首都直下地震等による東京の被害想定報告書」(令和4年5月)
(※2) 一時退避場所とは
「渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画」で、発災時の渋谷駅周辺の混乱を防止するため、来街者を中心とした帰宅困難者を[一時退避場所]へ誘導する「避難誘導計画」を策定。発災時に、一時的に退避する安全な場所として避難場所などを「一時退避場所」として定めた。
■About the ARTIST
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/432888/LL_img_432888_4.jpeg
ロッカクアヤコ
ロッカクアヤコ
千葉市出身のアーティスト。
20歳頃から独学で絵を描き始め、絵筆を使わず手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描き始めました。村上隆氏の主宰するアート・イベント GEISAIに参加し、2006年にスカウト賞を受賞して以降評価を高め、その後2011年にオランダのクンストハレ美術館、2012年にはスロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館、そして2020年に千葉県立美術館、2025年5月にはスペインの国立ティッセン=ボルネミッサ美術館で個展を開催することが予定されています。ヨーロッパをはじめ国際的に注目を集めており、現在はポルトガル、ベルリン、東京の3都市を拠点に活動をしています。
ロッカクは初期から一貫して、自身の直接の手触りの中でイメージを発見し、身体性を伴う指のストロークとネオンカラーのカラフルな色彩感覚によって抽象画的ランドスケープの中を漂う少女を描きながら、明るくポジティブなイメージを発信しています。背景の色彩は尽きることなく、瑞々しい輝きで色彩世界を繰り広げています。
■シブヤ・アロープロジェクト 関連サイト
公式website: https://www.shibuya-arrow.com/ja
Instagram : https://www.instagram.com/shibuya_arrow/
■公開作品について
作品公開 :現在公開中(公開期限なし)
アーティスト :ロッカクアヤコ
所在地 :青山街道架道橋
(〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-31)
壁画に最寄りの一時退避場所:明治神宮・代々木公園一帯
(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町2-1)
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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