京セラが「CES 2025」に出展
配信日時: 2025-01-08 10:15:00



京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、1月7日(火)から10日(金)(米国時間)まで米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に京セラグループとして出展しますのでお知らせいたします。
本展示会では、モビリティ社会の実現に貢献する部品からシステムまで当社グループの幅広い製品・技術を紹介します。安全で快適な未来を実現するための鍵となる、京セラグループの総合力と最先端技術を、デモ展示などを通して体験いただけます。
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京セラグループのブースイメージ
■京セラブース出展概要
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■ ■京セラCES2025のスペシャルサイト
https://global.kyocera.com/ces/2025/index.html
■ ■主な出展内容について
●高精細 空中ディスプレイ
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独自の光学設計により、小型化と高精細・高画質を両立する当社の空中ディスプレイは、歪みによる画質劣化を抑え、高画質のまま、浮かび上がったリアリティのある映像を表示することが可能です。曲面ミラーのみを使用することで光利用効率が向上し低消費電力かつ高輝度表示となっています。さらに、各種センサと組み合わせることでインタラクティブな非接触操作を実現します。今回のブースでは、未来の車室空間をコンセプトにしたデモ展示をおこないます。
●AI測距カメラ【北米初展示】
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世界初となる極小※1かつ光沢・半透明物体※2の距離計測を可能とする京セラのAI測距カメラは、従来の測定方法では困難であった物体に対して正確な距離の計測を可能にし、従来の単眼測距より10倍の精度を実現しました。製造現場での協働ロボットによる部品選別のほか、医療現場での人体計測や手術器具など金属光沢のある物体の認識、物流・小売現場での搬送ロボットの周辺監視での活用などさまざまな分野での応用が可能で、社会全体の労働力不足および生産性向上に貢献します。
※1 計測分解能100micrometreでの極小物体を計測可能なステレオカメラとして。2024年10月 京セラ調べ
※2 光沢(高反射)物体・半透明品を計測可能なステレオカメラとして。2024年10月京セラ調べ
●水中光無線通信
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可視光の広帯域化により通信情報量を向上させるGaN レーザーを活用した水中光無線通信です。実証実験では、世界最速レベルの最大2Gbpsでの通信を実現しました。青色レーザーを用いて、水中での10Gbps以上の通信を目指し研究開発中です。また、この技術はビーム形状の伝搬特性により、特定の受信者にのみ伝送が可能で、電波干渉や電磁波障害がありません。利便性と秘匿性を兼ね備えた次世代通信技術です。
●ミリ波センシング 【北米初展示】
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ミリ波センシングシステムは、微小な振動を高精度に検知できるため、車内や浴室などでも正確に心拍数を測定し、体調変化を通知することができます。これにより、プライバシーと安全を両立し、ドライバーモニタリングやヘルスケアにも応用できます。さらに、ミリ波4Dイメージングレーダーを用いて、メカニカル方式のLIDARを置き換えるミリ波センシングSLAM技術を開発しました。ドライバー不足が深刻化する中、本技術を活用することで超低コストを実現しつつ、悪天候時でも、より正確で安全な運転をセンシングでサポートすることが可能になります。
●カメラ-LIDARフュージョンセンサ
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LIDARは自動運転などモビリティ分野において不可欠なセンサです。世界で初めて※3カメラとLIDARの光軸を一致させ、ワンユニット化した京セラの「カメラ-LIDARフュージョンセンサ」は、リアルタイムにカメラの画像データと距離データを重畳することができ、高度な物体認識に活用できます。加えて、世界最高の解像度と、独自設計のMEMSミラーによる高耐久性を特長とし、厳しい環境下でも高精度にセンシングできるため、自動運転車両の障害物検知はもちろんのこと、船舶や重機などにも展開が可能です。
※3 カメラとLIDARの光軸を一致させ、ワンユニット化したセンサ開発において。2024年10月、京セラ調べ
●Bifocal Mirror【世界初公開】
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現在、バックカメラが義務化される国が増えてきていることから、電子ミラーの搭載率向上が期待されています。通常の電子ミラーは液晶ディスプレイに映った後方カメラ画像を直視しますが、運転席からの距離や視野の違いにより、老眼や遠視の方には焦点が合わず見えにくいという課題があります。Bifocal Mirrorは、ヘッドアップディスプレイのように遠方に拡大された画像を表示することによりドライバーの焦点調節が容易になり、はっきり、瞬時に画像を確認することが可能になります。また、バックカメラで認識した情報にAR技術を活用して、タイムリーにミラー上に表示し、安全運転をサポートします。
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プレスリリース提供元:@Press
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