時間で変化する影すらもアートの一部。紙製の壁掛け時計を企画・製造
配信日時: 2024-09-27 11:20:00
クリエーターの「こんな印刷製品があったらいいな」を、自社工場の職人と共に試行錯誤しながら育てるプロジェクト「アイデアのアイデア」にて試作品を公開。商品化・OEM・ノベルティやグッズ制作の受付開始。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90597/123/90597-123-25cdb9d6c3862fe3619ef1db2cccb09c-3900x3571.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アートポスターのような「壁掛け時計」。
●製品案内PDFはこちら
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株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区、代表:島田 智、以下高速オフセット)では、総合印刷会社として「印刷製品の表現の幅を広げ、世の中に必要とされるアイデアの種を創出する」ことを目指しています。
2024年6月にクリエーター×印刷製品試作プロジェクトをスタートし、WEBサイト「アイデアのアイデア」にて企画の内容や試作品を公開しています。
この度、プロジェクトの第5弾を公開。一枚の紙で作る、まるでアートポスターのような壁掛け時計を企画し、試作品の製造を行いました。
まるで1枚のアートポスター! 「#05 壁掛け時計」
https://www.kousoku-offset.co.jp/idea-idea/products/art-poster
欲しい時計がない。「じゃあ自分で作ろう!」
企画のきっかけは、2023年10月の本社移転にまでさかのぼります。
「新しい職場に設置する掛け時計を探していて、あれでもない、これでもない…と探すこと数か月。オフィスなんだし、誰もが見やすくて時間が分かればいいけれど、やっぱり長時間過ごす場所。インテリアがカッコいいと、それだけでモチベーションアップにつながる。形は丸か四角で、スッキリと見やすい書体で1から12までの文字…そうだ!自分で作ってしまおう」
と、クリエーターの「こんな時計があったらいいな」の想いから企画がはじまりました。
目指したのはアートポスター風の壁掛け時計
クリエーターの中でふと思い浮かんだのが、「アートポスター」。
紙製であれば軽く、仮に落ちてきて体に当たってもけがの心配が少ないのでは。さらに、紙であれば厚みや手触り、色の表現だって自由にできるかも!
あれこれと試行錯誤しつつ、「せっかくなら自社の技術を生かして作ろう」ということでプロジェクトが進行。 紙は、真っ白ではなくあえての色紙「TANT BOAD」をチョイスしました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90597/123/90597-123-86bdb9ca9ce38bd92d66ea05d39b529f-1962x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
完成した壁掛け時計。ポスターのような雰囲気と、オレンジ色に黒色のインキを重ね、疑似エンボス加工を施したことによって生まれるスチールのような質感が他にはない斬新さ。
印刷でオレンジを表現するのではなく、あえてオレンジ色の紙を使い、そこにリッチブラックを着色。
さらにその上に疑似エンボスを加工することで、まるでスチールのような質感の演出を目指しました。
できあがった色合いにプロジェクトチーム一同も感動。一見すると紙っぽくない質感で、「印刷でこんな表現ができるんだ!」とワクワクしました。
さらに色紙を使うことで特徴が。
カットした断面にオレンジの地色が見え隠れするんです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90597/123/90597-123-44d3d16494038d5d72e09a2058b14cf1-3900x3442.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
カットした断面にオレンジ色が見えるのもまた紙ならではのポイント。
断面すらもアートになるのは、紙ならではの特徴ではないでしょうか。
企画したクリエーターに難しかったポイントを聞いてみました。
「背面に時計のムーブメントを取り付けるため、側面から見えないよう、立体に成形することを考えました。これが一番の難関。折り曲げやすさや、折った時の納まりの良さなど…。身の回りにある箱やパッケージを解体して、折り方などの構造を調べて試行錯誤の末、ようやく求めている形にたどりつきました」
時間とともに変化する「影」の形にも注目
実際に壁に掛けてみると、まるで切り絵のような雰囲気に。
切り込みを入れた部分に窓から差し込む光が当たり、その角度によって、朝方、昼間、夕刻と壁に写る影の形や長さが刻一刻と変わっていくんです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90597/123/90597-123-58442ca8cc5da34697d67d9ff0ad3e78-2577x2531.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
窓から入る光によって影ができ、時間帯によって影の形が変わる。
製品を作るだけではなく、飾ったときに生まれる「光と影」もデザインの一つなのだとプロジェクトチーム全員で実感しました。
商品化・OEM・ノベルティ印刷もお任せください
当商品は株式会社高速オフセットのクリエーターが企画し、自社工場にて印刷テストを行った「アイデアの試作品」です。
商品化・企業様のOEM製造等も可能です。お気軽にお問い合わせください。
■過去のプロジェクト作品
第1弾 【辞書がダンベル代わりに!?】6月29日は「夢中でトレーニングの日」。筋トレ好きデザイナーが「汗にも耐える!鍛えられるブックカバー」を考案
第2弾 1枚の紙を折りたたみ組み立てる! 紙製カードケースを企画・製造
第3弾 四季折々、季節の花を12枚のコースターに。コースターセット「しきのみたて」を企画・製造
第4弾 熱々ラーメンをがっちりホールド。片手持ちバンザイ!「カップラーメンホルダー」を企画・製造
クリエーター×紙製品試作プロジェクト「アイデアのアイデア」
PIC
「紙があってよかった」そう思えるアイデアを
一枚の紙に夢とか希望とか大きなものも載せている
これからも紙と一緒に遊びたいから
私たちは、きょうも小さなことをやっています
アイデアのアイデアは、クリエーターの「こんな紙製品があったらいいな」を、自社の印刷工場の職人たちと共に試行錯誤しながら育てていくプロジェクトチームです。
なくてもいいけど、あえて作ってみたものや、くすっと笑える遊び心のあるもの。日常を楽しくさせるアイデアを紙で作ってみることで、紙製品の表現の幅を広げていきたいと考えています。
また、アイデアや印刷の可能性を公開していくことで、クリエーターの「こんな商品があったらいいな」という想いと、市場の「こういう商品があったらおもしろい!」がマッチする機会の創出を目指します。
●アイデアのアイデア 公式サイト
https://www.kousoku-offset.co.jp/idea-idea/
会社概要
会社名:株式会社高速オフセット
本社所在地:大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル
https://www.kousoku-offset.co.jp/
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