[写真]謎の天体「超高光度X線源」は、小型ブラックホールだった―すばる望遠鏡の観測で明らかに(3)

2015年6月5日 16:14

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超高光度X線源 (上) と SS 433 (下) の構造および視線方向。ブラックホール近くの降着円盤は、超臨界流となっており、その内部から強いX線が放射されている。途中から、大量のガスが降着円盤風として吹き出しており、そこからヘリウムイオンや水素原子の輝線が観測される。(クレジット:京都大学)

超高光度X線源 (上) と SS 433 (下) の構造および視線方向。ブラックホール近くの降着円盤は、超臨界流となっており、その内部から強いX線が放射されている。途中から、大量のガスが降着円盤風として吹き出しており、そこからヘリウムイオンや水素原子の輝線が観測される。(クレジット:京都大学)

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