国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、地球深部探査船「ちきゅう」を用いた探査により、青森県八戸市沖合80キロメートル地点の海底の地下約1.6キロメートルの泥岩層と約2.0キロメートルの石炭層から、メチル化合物を代謝し、メタンや二酸化炭素を排出する、細胞の倍化時間(2倍の個体数に増えるのにかかる期間)が少なくとも数十年から数百年以上である微生物群を発見した。
10/11 06:51
近畿大学の有路昌彦・世界経済研究所水産・食料戦略分野教授によると、「多くの魚種はあと5年ぐらいで枯渇する」という(日経ビジネス)。
10/10 21:01
京都大学の研究グループは、鹿児島県の奄美群島・加計呂麻島で、生きたサンゴを家として持ち運ぶ新種のヤドカリを発見、これを「スツボサンゴツノヤドカリ」と命名した。
10/10 06:08
環境省は、アマミノクロウサギをはじめとする奄美大島の希少動物を保護するため、島に生息する野生化した野良猫(ノネコともいう)を捕獲、管理する計画を策定することを明らかにした。
10/08 07:37
小笠原諸島の土壌動物が、1980年代初めに侵入したヒモムシの一種に捕食されて大きく減少していたことが分かったという(東北大学の発表、毎日新聞、朝日新聞、Scientific Reports掲載論文)。
10/06 21:43
豊田通商と近畿大学は、両者が生産する完全養殖クロマグロ「近大マグロ」と、近大の支援先企業である食縁の完全養殖ブリの、国外本格輸出を開始すると発表した。
10/06 06:32
東日本大震災から6年経った現在も、津波による漂流物が生きた沿岸性海洋生物を乗せ、太平洋を渡って北米やハワイに漂着し続けているそうだ。
10/01 09:08
全国高校総合文化祭の自然科学部門・ポスター発表部門で、山梨県の韮崎高校生物研究部による青い光の殺虫効果を調べた論文がが文部科学大臣を受賞したそうだ。
09/29 11:17
沖縄県宮古島やその周辺の離島に生息する絶滅危惧種の「ミヤコカナヘビ」が、ニホンイタチに食べられる被害が確認されているという。
09/28 07:34
国立極地研究所の参加する国際研究グループは、従来、栄養価が低いためあまり大型動物の餌にはならないと考えられてきたクラゲを、ペンギンが頻繁に捕食しているという事実を、世界で初めて明らかにした。
09/25 11:53
北海道大学の吉澤和徳准教授らが今年のイグノーベル賞生物学部門を受賞した(Winners of the Ig Nobel Prize、NHK、産経ニュース、ハザードラボ)。
09/19 22:00
デンキウナギが水面から頭を突き出して敵を攻撃する威力について、米国・ヴァンダービルト大学のKenneth Catania氏が自らの腕を使って調べた結果が発表された。
09/19 07:18
基礎生物学研究所、名古屋大学、日本女子大学の共同研究グループは、メダカの色覚は季節によって変化する、という事実を明らかにした。
09/10 06:44
京都大学の研究グループは、アキノキリンソウという植物に注目した研究によって、開花時期の異なるグループ同士の間では、生息箇所の異なるグループ同士の間で生じるのと同じような進化の促進が生じる、という事実を明らかにした。
09/04 06:43
農林水産省は9月1日、長野県諏訪郡原村において、作物に甚大な影響を及ぼすおそれのある重要病害虫、テンサイシストセンチュウの発生が確認されたと発表した。
09/03 06:48
ハリケーン Harveyによる洪水で大きな被害の出た米国・テキサス州のヒューストンで、筏状になって水面に浮かぶヒアリのコロニーがあちこちで目撃されたそうだ(The Vergeの記事、
WIREDの記事)。
09/02 15:49
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)と日本放送協会(NHK)は、共同で、マリアナ海溝の深部、水深8,178メートルにおいて遊泳する魚類の撮影に成功した。
08/28 07:05
米国・ワシントン州のピュージェット湾内、サイプレス島付近で、養殖業者Cooke Aquacultureが所有する養殖施設から大量のアトランティックサーモンが流出し、太平洋側の在来種への影響が懸念されている。
08/27 22:38
京都大学の研究で、過去1万年程度の古代人の食生活を分析したところ、狩猟採集文化圏においては大人と子供の食事にほとんど違いが見られないものの、農耕民・都市民の社会になると子供の植物摂取割合がわずかながら高くなる、ということが明らかになった。
08/25 07:06
琉球大学の研究者らが長崎県対馬に設置していた自動撮影装置にカワウソが撮影されていたことが発表された(琉球大学の発表PDF、撮影された動画、読売新聞)。
08/19 11:27