トランプ氏、ヘグセス国防長官の進退を側近に打診か―中間選挙の大敗はイラン戦争が主因との見方

2026年11月6日 11:56

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記事提供元:International Business Times

トランプ米大統領が、ピート・ヘグセス国防長官を政権から退任させるべきかどうかを側近らに相談している。写真は、イラン軍事作戦について記者会見するヘグセス国防長官(2026年3月4日、米国防総省にて。米戦争省提供)

トランプ米大統領が、ピート・ヘグセス国防長官を政権から退任させるべきかどうかを側近らに相談している。写真は、イラン軍事作戦について記者会見するヘグセス国防長官(2026年3月4日、米国防総省にて。米戦争省提供)[写真拡大]

 トランプ米大統領が、ピート・ヘグセス国防長官を政権から退任させるべきかどうかを側近らに相談している。米CBSニュースが報じた。米中間選挙で共和党が歴史的な敗北を喫し、その主な要因としてイラン戦争が浮上しているためだ。

 CBSニュースによると、トランプ氏はまだ判断を下していない。一方で、戦闘に関与したほかの軍高官にも影響が及ぶ可能性がある。対象には、米中央軍(CENTCOM)司令官のブラッド・クーパー海軍大将や、統合参謀本部議長のダン・ケイン空軍大将が含まれる。

 ただ、トランプ氏は4日、記者団に対しヘグセス氏の更迭を否定し、「彼は非常によくやっている」と述べた。テネシー州のマーシャ・ブラックバーン上院議員は3日の選挙で同州知事に当選しており、知事就任に伴って上院議員の席が空く。トランプ氏はこの議席にヘグセス氏が任命されることを望むかとも問われ、「実際、そうなれば彼は非常に人気が出ると思う」と答えた。ただし、そうした話は「まったく聞いていない」と付け加えた。

■バンス副大統領「敗因は戦争」

 共和党内では、早くも責任の押し付け合いが表面化している。特に、JD・バンス副大統領がSNSへの投稿で、この問題について今後「正直な議論」が必要だと訴えたことが拍車をかけた。

 バンス氏は4日、選挙結果を分析した。2024年の大統領選でトランプ氏とバンス氏に投票した有権者の多くが、懸念を聞き入れなかった党を罰するため、今回は投票所に足を運んだうえで民主党に票を投じたとの見方を示した。

 バンス氏は投稿の中で「投票率の面で改善の余地があった地域があったのは間違いない。しかし、主な問題は投票率ではない。主な問題は、2024年にトランプ/バンスに投票した人の多くが、2026年に民主党に投票したことだ」と述べた。

 また、政権の経済メッセージが選挙戦終盤に「十分に鋭くなかった」との世論調査担当者の指摘を認める一方、「我々が負けた本当の理由は、ほとんど誰の目にも明らかだ」と続けた。

 バンス氏は「負けた理由は戦争だ。大統領自身も昨夜そう言った。それだけの価値があった、今後6年間上院を失うだけの価値があったと主張したいなら、そうすればいい。払う価値のある代償だったと主張すればいい。賛否はともかく、それは少なくとも正直だ。しかし、なぜ負けたのかは誰もが分かっている。今後の進路についての正直な議論は、そこから始めなければならない」と付け加えた。

 バンス氏は最後に、米国の将来に「希望を持っている」と述べた。そのうえで、「だから言っただろう」と言いたい人はそう言えばいいが、「あなたと世界観を共有する共和党員」の当選に力を貸してほしいと呼びかけた。

■トランプ氏「正しいことをした」

 トランプ氏も、米国内外でガソリン価格の高騰を招いたイラン戦争が選挙結果に影響したことは認めた。ただ、開戦の判断を後悔していないと述べた。

 トランプ氏は開票が進む中、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し「イランは要因の1つだった」と語った。さらに「そのことは考えていない。私は正しいことをした。もう一度やるだろう」と述べた。

 トランプ氏はまた、有権者を共和党から離反させたのは戦争そのものではなく、ガソリン価格の上昇だとの見方を示した。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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