三洋貿易、海洋開発の事業基盤強化へ、総合バリューチェーン構築を推進

2026年8月14日 18:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 三洋貿易<3176>(東証プライム)は、長期経営計画「SV2028」で成長領域と位置付ける海洋開発分野で事業基盤の強化を進めている。海洋調査需要の高まりや海底資源開発、洋上風力発電の拡大を背景に、同社グループは海洋機器分野で培った知見に技術サービスや施工能力を組み合わせ、海洋開発を支える総合的なバリューチェーン構築を図っている。

 2025年には、グループ会社コスモス商事が国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の南鳥島レアアースプロジェクトに参画し、地球深部探査船「ちきゅう」へ採鉱機や揚泥管、浮力体、遠隔操作無人探査機(ROV)を納入し技術支援を行い、レアアース泥の採泥に成功した。「ちきゅう」は2027年に産業向け採掘試験が予定されている。また、2026年7月には秋田県沖の洋上風力発電所向け基礎工事機器の販売・レンタル契約を締結し、2027年春からは海洋調査・施工向けROVレンタルサービスを開始する予定である。

 2026年5月にグループ入りした北九潜水株式会社は、海洋調査・点検・工事で長年の実績を持ち、高い施工技術を有している。三洋貿易グループは、コスモス商事の商社機能と北九潜水の調査・施工機能を組み合わせ、洋上風力や海洋調査など成長が見込まれる海洋関連市場で知見と技術を融合し、新たな価値創出と持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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