ファンペップ、花粉症ワクチン「FPP004X」第1相で抗IgE抗体上昇を確認
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■安全性と忍容性は概ね良好、症状スコア改善は認められず開発方針を協議
ファンペップ<4881>(東証グロース)は7月27日、花粉症を対象に開発するアレルギーワクチン「FPP004X」の第Ⅰ相臨床試験速報結果を発表した。試験は健康成人45人と季節性アレルギー性鼻炎患者48人を対象に実施した。
安全性では、ワクチンで一般的にみられる局所反応と全身反応以外に臨床上問題となる副作用はみられず、有害事象による投与中止例もなく、忍容性は概ね良好だった。免疫原性では抗IgE抗体価の上昇を確認し、陽性率は健康成人を対象としたパート1で36例中35例の約97%、患者を対象としたパート2で24例中24例の100%となった。
抗体価は最終投与の4週後に最大となり、その後緩やかに低下したものの最終観察日まで検出された。一方、探索的評価項目のスギ花粉曝露による合計6眼鼻症状スコアはプラセボ群に対する改善が認められなかった。塩野義製薬は全世界・全疾患を対象とする独占的研究開発・商業化権のオプションを保有しており、両社で今後の開発方針を協議する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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