神戸の商業施設「サザンモール」、「六甲PLUS+」と改称し11月に再出発へ

2025年9月21日 19:14

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サザンモール六甲PLUS+の開業イメージ(丸紅リアルエステートマネジメント発表資料より)

サザンモール六甲PLUS+の開業イメージ(丸紅リアルエステートマネジメント発表資料より)[写真拡大]

  • 隣接する商業施設サザンモール六甲B612との接続部イメージ
  • 2階共用部のイメージ

 丸紅リアルエステートマネジメントが全面リニューアル工事を進めている神戸市の商業施設「サザンモールセカンドストリート」が、「サザンモール六甲PLUS+(プラス)」(灘区新在家南町)と改称し、11月28日にリニューアルオープンする。核店舗となるディスカウントスーパーの「オーケー」など14店が登場、地域の暮らしを支える店舗を目指す。

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 サザンモール六甲PLUS+は、鉄骨一部鉄筋コンクリート地下1階、地上3階建て延べ約2万3,000平方メートル。建物のデザインはサザンモールの前身に当たる商業施設「ROKKO23」をオマージュし、外観と共用部の色合いは隣接してデッキで接続されている商業施設「サザンモール六甲B612」と統一した。

 新しい施設名のサザンモール六甲PLUS+は「いつもの日常にちょっといいこと、うれしいことをプラスしたい」という思いを込めている。半径3キロ以内に約11万3,000世帯が暮らすため、店舗もサザンモールセカンドストリート時代から一新し、普段使いにより便利な店舗を集めた。

 出店する店舗は14店。オーケー以外は、総合ペットショップの「アミーゴ」、靴の「シュープラザ」、100円ショップの「セリア」、メガネ・補聴器の「ビジョンメガネ」、ドラッグストアの「スギ薬局」、ファミリーレストランの「ガスト」、回転寿司の「スシロー」、リユースショップの「セカンドストリート」、玩具・ベビー用品の「西松屋」など。

 施設があるのは阪神電鉄新在家駅から南へ歩いて5分の国道43号沿い。小泉製麻の紡績工場跡地に2005年、開業した。今年が開店20周年に当たるうえ、管理運営会社が7月から丸紅リアルエステートマネジメントに交代したこともあり、全面リニューアルに入った。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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