日本ハムは10%高で始まる、第1四半期好調で業績予想を増額修正、「ボールパーク事業」は24%増益

2024年8月2日 09:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■日経平均が1600円安と急落している中で逆行高

 日本ハム<2282>(東証プライム)は8月2日、買い気配で始まり10%高の5203円(480円高)で始値をつけ、急反発となっている。1日の16時前に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結、IFRS)が売上高4.9%増、事業利益20.0%増となるなど好調で、第2四半期(累計)の連結業績予想を全体に増額修正し、好感買いが先行。日経平均が1600円安と急落している中、逆行高で始まった。

 プロ野球の「ボールパーク事業」は、試合日における様々な企画の実施に加え、チーム力の強化により来場者数が堅調に推移したことや、新たなエリアの拡大や食を通じたイベントの開催により飲食収入が増加したことなどから、売上高は前年同期比9.8%増の95億74百万円、事業利益は対前年同期比23.8%増の31億68百万円となった。

 第2四半期の連結業績予想(24年4~9月・累計)は、従来予想に比べて事業利益を8.3%引き上げ、税引前利益は同9.1%、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同7.7%引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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