ポラリス・ホールディングス 3Qも大幅な増収・各利益も大幅な黒字化、各セグメントが好調に推移

2024年2月19日 12:54

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記事提供元:フィスコ

*12:54JST ポラリス・ホールディングス---3Qも大幅な増収・各利益も大幅な黒字化、各セグメントが好調に推移
ポラリス・ホールディングス<3010>は13日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比266.6%増の182.37億円、営業利益が30.18億円(前年同期は0.69億円の利益)、経常利益が23.84億円(同0.76億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が28.36億円(同1.34億円の損失)となった。

損益面においては、国内事業の売上高は166.87億円(前年同期は49.75億円)となり、販売用不動産を売却したこと、運営ホテル数の増加に加え稼働率及び客室単価が改善したこと及び新規ホテルの開業に伴う開業準備資金を受領したことなどにより大幅な増収となった。また、前年度末においてレッド・プラネットブランドにてフィリピン共和国でリミテッドサービスホテルを所有・運営するRed Planet Holdings(Philippines)Limited及びその子会社を連結子会社にしたことにより海外事業の売上高15.50億円が加わった。営業利益は、販売用不動産の売却益を計上したこと、国内ホテル事業における損益分岐点の引き下げを進めたことなどにより、国内事業の営業利益は28.42億円(前年同期は0.69億円の利益)と大幅な黒字化を実現した。また、海外ホテル事業においてフィリピン国内のホテル需要の回復が進む中、保有ホテル資産等の減価償却費負担が増加したこと等により、海外事業の営業利益は1.76億円となった。

ホテル事業の売上高は前年同期比106.3%増の102.26億円、営業利益は同369.9%増の13.28億円となった。主な売上は、ホテルマネジメント売上となっている。

不動産事業の売上高は82.91億円(前年同期は2.68億円)、営業利益は22.60億円(同0.52億円)となった。主な売上は販売用不動産の売却によるものとなっている。

2024年3月期通期について、売上高が前期比214.9%増の221.00億円、営業利益が30.70億円、経常利益が23.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同399.8%増の26.70億円とする11月14日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。《SI》

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