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東京書籍の教科書で1000カ所余りの間違い、異例の再配布へ
記事提供元:スラド
教科書会社大手の東京書籍は、高校1年生向けの「新高等地図」に、1000か所余りの間違いが見つかったとし、先月になって訂正した教科書を再配布しているという。文科省の教科書検定に合格した教科書が再配布となるのは異例だとしている(NHK、毎日新聞、テレ朝news)。
同書は文部科学省の検定を経て、去年4月から全国でおよそ3万6000冊が使われている。見つかった間違いの例としては、カンボジアの首都「プノンペン」を「ブノンペン」と表記。また、イラクの首都は「バグダッド」だがこれを「バグダット」と表記するなどがあった。こうした地名や索引の誤りが多数あったとしている。
またウクライナの首都を「キエフ」から「キーウ」に改めるなど、国際情勢の変化による地名表記変更もおよそ150か所ほど修正したという。東京書籍側は担当者が在宅勤務となり、校閲が十分に行えなかったことが一因と述べているとのこと。
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