新興市場銘柄ダイジェスト:PSSは大幅に続落、フルッタが大幅に3日続伸

2022年7月27日 16:15

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記事提供元:フィスコ

*16:15JST 新興市場銘柄ダイジェスト:PSSは大幅に続落、フルッタが大幅に3日続伸
<4484> ランサーズ 264 +12
大幅に続伸。中京銀行<8530>と業務提携し、同行が支援する地域企業に対してIT人材のマッチングを強化すると発表している。東海エリアの金融機関としては初の提携先となる。フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」の活用に加え、ハイスキルなITフリーランスを紹介する「Lancers Agent」とも連携する。地域企業がDXを推進するために必要な人材をワンストップでマッチングし、社外人材活用をサポートする。

<2586> フルッタ 104 +15
大幅に3日続伸。ネクストミーツ(東京都新宿区)及び同社グループ会社と業務提携契約を締結したと発表している。フルッタフルッタのアサイーやアマゾンフルーツの原料を使用した代替肉や各種プラントベース製品を共同開発し、両社の販路を活用して共同で販売・広告運営などを行う。ネクストミーツは、畜産肉に比べ環境負荷を軽減する植物性タンパク質による代替肉の開発や代替肉を使用した製品の企画・製造などを手掛けている。

<7707> PSS 696 -50
大幅に続落。国内で初めて感染が確認されたサル痘について、東京都の担当者が「今後、感染が拡大していく可能性は低い」との見方を示したと報じられ、売り材料視されている。プレシジョン・システム・サイエンスはサル痘ウイルスDNAリアルタイムPCR検査キットを手掛けていることから、26日に年初来高値を記録するなど短期間に急騰していた。東京都の見解を受けて利益確定売りが広がっているようだ。

<4596> 窪田製薬HD 281 +7
大幅に続伸。米子会社のクボタビジョン・インクが網膜の遺伝性疾患であるスターガルト病を適応症として開発している治療薬候補エミクススタト塩酸塩の第3相臨床試験のでデータベースロックを完了したと発表している。6月に最終被験者最終来院を完了しており、治験責任医師全員によるデータ入力とデータベースの正確性・完全性の確認が行われた。データベースロック完了に伴い、データの分析を開始する。トップライン結果は8月に報告する予定。

<4479> マクアケ 1749 +21
大幅に続伸。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の営業損益を0.89億円の赤字(前年同期実績2.01億円の黒字)と発表した。応援購入サービスのアクセスユニークユーザー数は増加しているものの、応援購入総額の伸び鈍化などが響いた。通期予想は前期比100.0%減の0.00億円で維持した。第3四半期は赤字に転落したが、このところ株価が軟調に推移していたこともあり、悪材料出尽くし感から買い優勢となっているようだ。

<7803> ブシロード 1470 +61
大幅に続伸。22年6月期の営業利益を従来予想の25.00億円から33.88億円(前期実績3.44億円)に上方修正している。モバイルオンラインゲームで顧客のアイテム見積もり利用期間の短縮化を反映した結果、利益が拡大する見込みとなった。利益率の高いトレーディングカードゲーム部門が前回予想を上回るほか、4.18億円と見込んでいた為替差益を5.64億円に引き上げたことも利益を押し上げる見通し。《ST》

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