17日の日本国債市場概況:債券先物は147円43銭で終了

2022年6月17日 17:09

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記事提供元:フィスコ

*17:09JST 17日の日本国債市場概況:債券先物は147円43銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2022年9月限
寄付147円14銭 高値147円78銭 安値146円70銭 引け147円43銭
売買高総計20563枚

2年 437回 -0.075%
5年 151回 0.045%
10年 366回 0.220%
20年 180回 0.890%

債券先物9月限は、147円14銭で取引を開始。日銀の金融政策の発表を控え、政策修正への思惑からか売りが先行したとみられ、146円70銭まで下げた。しかし、その後は買い戻しや日銀の指し値オペ通告などで反発。さらに、日銀が金融政策の現状維持を決め、この日2回目の指し値オペを通知したことを受けて買いが強まり、147円78銭まで上げた。現物債の取引では、2年債、5年債、20年債が売られ、10年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は3.15%、10年債は3.23%、30年債は3.29%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.69%、英国債は2.47%、オーストラリア10年債は4.12%、NZ10年債は4.24%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(前年比予想:+8.1%、速報値:+8.1%)
・22:15 米・5月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、4月:+1.1%)
・22:15 米・5月設備稼働率(予想:79.2%、4月:79.0%)
・23:00 米・5月景気先行指数(前月比予想:-0.4%、4月:-0.3%)《KK》

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