個別銘柄戦略:武田薬<やルネサスなどに注目

2022年5月25日 09:05

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記事提供元:フィスコ

*09:05JST 個別銘柄戦略:武田薬<やルネサスなどに注目
24日の米株式市場でNYダウは48.38ドル高の31928.62、ナスダック総合指数は270.83pt安の11264.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円安の27675円。為替は1ドル=126.80-90円。公益や生活必需品、ヘルスケアなどディフェンシブ銘柄を中心に買いが入り、引けにかけて上昇に転じたNYダウを受け、東洋水産<2875>、ヤクルト本社<2267>、日清食HD<2897>、味の素<2802>、ニチレイ<2871>などのインフレ耐性のある食品株のほか、NTT<9432>やKDDI<9433>などの通信、武田薬<4502>、第一三共<4568>、アステラス製薬<4503>などの医薬品関連に買いが向かいそうだ。また、前日のナスダックは大幅反落となっているが、昨日の東京時間における時間外取引のナスダック100先物の下落を通じてすでに相当程度織り込み済みなため、ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、三井ハイテック<6966>など、昨日大きく下落した銘柄には買い戻しが入りそうだ。米株市場でエネルギー関連が堅調だったことで、INPEX<1605>や三菱商事<8058>など資源関連株もしっかりとした動きが期待できよう。一方、6月の減産が伝わったトヨタ自<7203>は円高・ドル安進行も相まって、売りに押されそうだ。デンソー<6902>などのグループ会社のほか、ホンダ<7267>、日産自<7201>などの同業他社も軟調が予想される。《FA》

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