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三菱、「ekクロス EV」発表 日産サクラと兄弟車 ekシリーズに加わる
三菱自動車工業は20日、同日発表された日産サクラの兄弟車となる新型軽電気自動車「ekクロス EV」を発表した。サクラと同様に今夏の発売を予定している。グレードはハイグレードモデルのPと、標準モデルのGとなり、価格はそれぞれ293万2,600円と239万8,000円(消費税込)。
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■ekクロス EVの位置づけは
日産と三菱の合弁ジョイントベンチャーから誕生したNMKVは、軽自動車のプロジェクトを一括で担っており、日産サクラとekクロス EVはそこから誕生した。
サクラはすでに発売されている日産デイズとはまた異なるフェイスを持っているため、別のシリーズとしてもとらえられる。だが三菱サイドは、ekクロス EVをekシリーズのラインアップの1つとして加えた。三菱の軽といえばekシリーズとのイメージが強く、それにEVが加わればユーザーにも分かりやすく伝えるられるとの一面もあるだろう。同じラインアップにすることで、ネーミングバリューをさらに強固にもできる。デザインも同じにすれば、コストダウンも可能だ。
■デザイン
上記でも紹介した通り、日産サクラはエクステリアは専用デザイン、ekクロス EVは共通デザインとなっている。ではekシリーズの中でどこが違うのか。そちらに焦点を当ててみる。
やはりキーデザインはすでに発売されているekクロスと同様である。ダイナミックシールドや、ヘッドランプデザインは同じで、エンブレムを覆うグリルのデザインが異なる。ekクロスはヘキサゴンデザインであるのに対し、EVはフラットなデザインのダーククロムメッキのフロントグリルである。またLEDのフロントフォグランプを採用するなどEVらしさを表現している。
サイドはEV専用のエンブレムが取り付けられているのも特徴である。リヤデザインに関しては、違うのはエンブレムくらいだろう。
インテリアデザインに関しても、ekクロスと共通デザインを採用。パワースイッチやメーターフードなども同じ位置にあることが分かる。電動パーキングブレーキに関してもシフトパネルに配置される。シフトにある電制シフトに関しては、サクラと同一のものを採用している。
通常のOEMであれば、エンブレムが変わるだけなど簡素な違いのみとなるが、ekクロス EVと日産サクラは兄弟車であるがしっかりとした違いがある車に仕上がっている。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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