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JR金町駅北口の再開発、施設名は「MARK IS葛飾かなまち」に 25年7月に第1期完成
東京都葛飾区の東金町一丁目西地区市街地再開発組合と、参加組合員の三菱地所、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルは、東金町一丁目西地区市街地再開発事業(葛飾区東金町)で街区名称を「クロス金町」、商業施設名称を「MARK IS(マークイズ)葛飾かなまち」と決めた。第1期開発は7月に完成予定で、商業施設に約50店がお目見えする。
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街区名称はJR金町駅と近くの東京理科大、葛飾にいじゅくみらい公園の結節点となり、複数エリアがクロスする立地であることから、クロス金町と名づけた。商業施設名称は葛飾区金町の街とともに成長する願いを込め、三菱地所の商業ブランド名「MARK IS」を冠して「葛飾かなまち」と続けている。
東金町一丁目西地区再開発区域は、金町駅北口の西側約3ヘクタール。開発は第1期、第2期に分けて進めている。第1期は鉄骨地下1階、地上5階建て、第2期は鉄骨地下1階、地上4階建ての商業棟と鉄筋コンクリート地下1階、地上40階建て、高さ150メートルの住宅棟を整備する。総延べ床面積は約15万9,000平方メートル。
第1期施設には店舗、自動車教習所、公共駐輪場、駐車場が入る予定で、2022年10月から工事に入っている。49年間地域で営業してきたスーパーの「イトーヨーカドー金町店」が、「ヨークフーズMARK IS葛飾かなまち店」に生まれ変わるほか、アパレル、生活必需品、家電、生鮮食品、医薬品などの約50店が集まる。
主な出店予定は家電の「上新電機」、アミューズメントの「ナムコ」、関東初出店となる「すみっコぐらしあそびスタジオ」など。3階にはフードコートを開設する。第2期施設は商業棟に店舗、住宅棟に共同住宅と店舗が入る。第1期施設の完成を受け、2026年8月に着工、2030年11月の完成を目指す。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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