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花粉症発症でがん死亡率が半減か
記事提供元:スラド
日経新聞の記事によれば、東京大学の研究グループが花粉症を発症していると、がんによる死亡率が約半分になるという研究結果があるらしい(もとの論文)。群馬県に住む47~76歳の中高年約8796人を対象にした生活習慣と健康状態や死亡率を調査した研究によるもの。このうち花粉症を持つ人は回答者の12%にあたる1088人だった。研究では花粉症を持つ人は調査した項目における死亡リスクが、花粉症ではない人の6割ほどにまで低かったのだそうだ(日経新聞、週刊ポスト)。
また花粉症をもつ人の場合、膵臓がん、大腸がん、脳腫瘍などの発症リスクが大きく低下するとする別の調査結果もあるらしい。日経の記事ではアレルギー症状を持つ人はがんに対する「免疫監視機構」が強化されているのではないかとする推論を掲載している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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