Wikipedia、Spotify、Discordなどのサイトがダウンするトラブル

2022年3月10日 16:57

印刷

記事提供元:スラド

Spotify、Discord、Wikipedia、Twitter、Snapchatといった様々なサービスがダウンする事態が発生していたようだ。障害が起きたの日本時間3月9日午前3時前後とされ、Spotifyの発表によれば、その約1時間後にあたる日本時間3月9日午前4時39分に復旧したとしている。こうした多くのサービスに影響を与える場面では、DNSやAmazon Web Services(AWS)の大規模な障害や外部からのサイバー攻撃が疑われるが、今回はそれが原因ではないという(GeekoTheVergeTechCrunchMarca)。

Google Cloudが提供しているTrafficDirectorが原因であったという。Google Cloudの発表によれば、障害は米国太平洋標準時で03月08日の11時に発生、同14時23分に解決したとしている。TrafficDirectorの最新のリリースに問題が発生したことにより、ロードバランサーを使用している一部ユーザーにHTTP500エラーが発生したとしている。Googleでは原因を特定し数日以内にインシデントレポートを公開する予定だとしている(Google Cloud)。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | 通信 | Google | ニュース | インターネット

 関連ストーリー:
2日に交通系ICや電子マネーなどで決済出来なくなる障害。現在は復旧 2022年03月03日
26日に住民票の写しなどを取得できるコンビニ交付で通信障害が発生 2022年01月27日
Firefox 96で一時接続障害。原因はHTTP3のバグ 2022年01月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事