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衛星インターネット「Starlink」、ウクライナで使用可能に 対応端末は輸送中
ウクライナのフェドロフ副首相は2月26日、ロシアからの攻撃によりインターネット接続の遮断が生じていることから、SpaceXが提供する衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」の提供を呼びかけた。それに応じて同社のCEOであるイーロン・マスク氏はウクライナでStarlinkが有効になったと発表した。報道は「Starlink」のウクライナで人工衛星側の設定を変更したことにより、Starlinkサービスが利用可能になったというもの。ただし衛星ブロードバンドインターネットでは、通信には対応機器も必要となる。このためイーロン・マスク氏は対応機器端末をウクライナ側に輸送中と表明していた。フェドロフ副首相は現地時間の2月28日に「Starlink — here. Thanks, @elonmusk」とツイート、無事に機材が届いたことを告知している。ただ無事に送り届けられるかは不透明な部分もありそうだ。またEngadgetの記事では、遮蔽物の影響により衛星ブロードバンドが都市部でその効果を発揮するのは難しいのではないかとの指摘も行っている(CNET、ZDNet、ITmedia、Engadget)。
あるAnonymous Coward 曰く、 ウクライナに10億円の寄付を行った三木谷会長兼CEOが率いる楽天の子会社、楽天モバイルのスペースモバイル計画も、実用化されれば、日本がロシアや中国に侵攻されたときに、役に立ちそうである。
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