後場の日経平均は607円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタが高い

2021年5月18日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28432.71;+607.88TOPIX;1908.98;+30.12


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比607.88円高の28432.71円と前場終値から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上げ幅を拡大。アジア市場は値上がり目立つ。為替は1ドル=109円10銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場が引けにかけて下げ幅を縮小し、外資系証券が半導体関連銘柄の一角に強気の見方を示した流れを受け上昇となった。後場の日経平均は、前場終値から若干上げ幅を拡大してスタートし、強含みでの推移となっている。後場に入り、指数に寄与度の高い、東京エレクトロン<8035>が630円高、ソフトバンクG<9984>が236円高と午前の終値より上昇していることが相場を下支えしているようだ。また、ファーストリテイリング<9983>も2570円高と本日の高値圏で推移し、相場をけん引しているようだ。

 セクター別では、非鉄金属、鉄鋼、保険業、鉱業などが上昇率上位となっており、一方、電気ガス業、繊維製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ファーストリテイリング、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロンが高く、任天堂<7974>、日清粉G<2002>、大和ハウス<1925>、トレンドマイクロ<4704>、コムシスHD<1721>が安い。《CS》

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