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スノーピークは上値試す、21年12月期も収益拡大基調
スノーピーク<7816>(東1)は、アウトドアライフスタイル製品の開発・製造・卸売・小売、およびキャンプ場運営を展開している。アウトドア人気の高まりなどで21年12月期も大幅営業・経常増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は急伸して上場来高値を更新する展開だ。目先的には過熱感だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■アウトドアライフスタイル製品の製造・販売
新潟県燕三条発のアウトドアブランドとして、アウトドアライフスタイル製品(キャンプ用品を中心とするアウトドア製品、ガーデンファニチャー等のアーバンアウトドア製品、アパレル製品等)の開発・製造・卸売・小売、およびキャンプ場運営(国内6拠点)などを展開している。アウトドア製品は野外空間の衣食住すべてを自社開発していることが特徴だ。そして海外にも積極展開している。
19年4月にはティムコ<7501>と資本業務提携した。20年10月にはJR九州と包括連携協定を締結した。
■21年12月期大幅営業・経常増益予想
21年12月期連結業績予想は、売上高が20年12月期比22.3%増の205億円、営業利益が37.3%増の20億50百万円、経常利益が31.5%増の20億40百万円、親会社株主帰属当期純利益が9.1%増の11億44百万円としている。
新型コロナウイルスも背景とするアウトドア人気の高まり、売上総利益の継続改善などで大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。国内の市場開拓としては、体験型消費(キャンプ場・イベント等)も強化してロイヤルユーザーの増加に取り組む。海外市場については、全拠点でのチャネル強化(BtoB、BtoC)やブランド認知度向上などに取り組むとしている。
なお月次売上状況(前年比)を見ると、21年1月は連結合計164.7%(うち日本159.4%)、2月は連結合計159.3%(うち日本160.9%)、3月は連結合計163.3%(うち日本146.4%)と好調に推移している。収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価は急伸して上場来高値を更新する展開だ。目先的には過熱感だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月26日の終値は3985円、時価総額は約760億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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