国内外の注目経済指標:日本の10-12月期GDP改定値は下方修正の可能性

2021年3月6日 14:32

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記事提供元:フィスコ


*14:32JST 国内外の注目経済指標:日本の10-12月期GDP改定値は下方修正の可能性
3月8日-12日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

■9日(火)午前8時50分発表予定
○(日)10-12月期国内総生産改定値-予想は前期比年率+12.6%
参考となる速報値は前期比年率+12.7%。個人消費と設備投資の持ち直しが寄与した。
ただ、10-12月期法人企業統計で全産業の設備投資額は前年同期比-4.8%だったことから、改定値で企業設備投資は下方修正される可能性がある。個人消費が上方修正される可能性は低いことから、全体の数値は速報値を多少下回る可能性がある。

■10日(水)午後10時30分発表予定
○(米)2月消費者物価コア指数-予想は前年比+1.3%
参考となる1月実績は前年比+1.4%で被服費や医療費が上昇した。2月については、エネルギー価格の上昇が他の分野に影響を及ぼす可能性はあるものの、被服費と医療費の上昇率は鈍化すると予想されており、全体のインフレ率は1月実績を下回る可能性がある。

■11日(木)午後9時45分結果発表予定
○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会-予想は金融政策の現状維持
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は3月1日、新型コロナウイルス感染拡大は企業業績と家計を圧迫しており、借り入れコストの上昇を防止すると述べた。政策金利は据え置きとなる見込みだが、長期金利の上昇やユーロ高は景気回復の妨げとなることから、これらを抑えるために何らかのメッセージが発出される可能性がある。

■12日(金)日本時間13日午前0時発表予定
○(米)3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報-予想は77.2
参考となる2月CB消費者信頼感指数は91.3に改善したが、期待指数は伸び悩んでいる。ウイルス感染の減少はプラス材料だが、雇用改善については予断を許さない状況が続いていることや、金利上昇などの影響で消費者信頼感の大幅な改善は期待できない。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8日(月):(日)1月国際収支、(独)1月鉱工業生産
・9日(火):(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産確定値、
・10日(水):(中)2月消費者物価指数、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・11日(木):(日)2月国内企業物価指数
・12日(金):(英)1月国内総生産、(英)1月商品貿易収支、(欧)1月ユーロ圏鉱工業生産、(加)2月失業率、(米)2月生産者物価指数《FA》

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