日本カー・オブ・ザ・イヤーはスバル・レヴォーグに 受賞の要因は?

2020年12月8日 16:48

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日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスバル・レヴォーグ(画像:SUBARUの発表資料より)

日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスバル・レヴォーグ(画像:SUBARUの発表資料より)[写真拡大]

 12月7日、日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が行われ、スバル・レヴォーグが受賞した。インプレッサから始まった「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させ、フルインナーフレームとの組み合わせで得られる操縦性能の高さと、新開発の1.8L水平対向直噴ターボエンジンによる卓越した運動性能が評価された。

【こちらも】スバル「レヴォーグ」、2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞 造り方の評価も必要

 今回で41回目となる日本カー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたクルマは、2019年11月1日から2020年10月31日までに発表又は発売された33車種。その中で頂点を極めたのが、スバル・レヴォーグだ。

 スバル・レヴォーグの魅力は、高度運転支援システム「アイサイトX」を搭載しているにもかかわらず、車両本体価格が317万円(税抜)からという、コストパフォーマンスの高さも評価されている。

 今回、ノミネートされたクルマの中には、ホンダ・フィットやトヨタ・ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリスといった競合車種があり、どちらかというとことらの2台のほうが受賞に近いという意見も多く見られた。

 しかしふたを開けてみると、スバル・レヴォーグの得票数は437点、2位のホンダ・フィットが320点とかなの得票差がついた。

 実際、スバル・レヴォーグに対するユーザーからの厳しい意見は多い。例えば燃費性能や環境性能を追求したハイブリッドではないし、4WD、水平対向、そしてアイサイトに拘りを持って開発しているにもかかわらず、いまだにトランスミッションはCVTを使用している。

 このようなネガティブな部分をユーザーが気にしているにもかかわらず、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した背景には、アイサイトの素晴らしさと操縦性能の高さが挙げられるだろう。

 だがトヨタ・ヤリスも「TNGA」の思想で開発されており、車体の剛性の高さや操縦性、そして運転する愉しさはレヴォーグに負けていないはずである。だがレヴォーグが持つ、プラットフォーム、エンジン、そして先進技術「アイサイトX」の組み合わせは、操縦性能、運転する喜び、そして安全性能のどれをとっても最高の技術で構成されているといってよい。

 さらに加えて、これだけ多くの最新技術を持ちながら、車両本体価格が400万円を切る価格を実現したことが、今回の受賞でも高く評価されたと見ていいだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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