中国、国際電気通信連合(ITU)に新たなInternet Protocol提案 IETFは拒否

2020年4月9日 17:20

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記事提供元:スラド

 昨年9月、中国の大手通信インフラ企業らが、国連機関ITU(国際電気通信連合)に対し、「未来のネットワークを作るための新しいIP(Internet Protocol)」を作るための議論を行うことを提案した(提案書日経新聞星暁雄氏によるnote記事)。

 この提案では、現在のネットワーク技術は電話とコンピュータのみに向けてデザインされているが、昨今ではいわゆるIoT機器などそれ以外のデバイスの利用が増えており、こういった機器での利用において既存のIPは非効率であること、現在のネットワークシステムでは特定の「変換器」を介さないと通信できないような「島」が生まれるリスクがあること、ネットワークにおいてより高いセキュリティや信頼性が必要であることの3つを理由として新しいインターネットプロトコルの策定に向けた議論を行うことを呼びかけている。

 これに対し、インターネット関連技術の策定を行なっているIETF(Internet Engineering Task Force)は現状の技術でこれらの問題は十分に対応可能であり、また既存のIP技術を置き換えるような新技術を作ることこそが「島」を生んでしまうと反対している。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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