東京金概況:小幅に続伸、リスク資産急進のなか安全資産の金は伸び悩み

2020年4月7日 15:45

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記事提供元:フィスコ


*15:45JST 東京金概況:小幅に続伸、リスク資産急進のなか安全資産の金は伸び悩み
TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5779円(前日日中取引終値比↑91円)

・推移レンジ:5748円-5859円

7日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は小幅に続伸した。新型コロナ感染者数のピークアウトの兆候を好感した前日の米国株大幅高や、事業規模108兆円の大規模経済対策を下支えに、本日の東京市場では225先物が19000円台を回復するなどリスクオンムードが優勢だった。ここ数日、資金回帰の傾向にあり、少しずつ安全資産としての機能を取り戻しつつあった金資産は、直近ではリスク資産への資金流入と合わせて上昇するケースが目立っていた。ただ、本日は、ナイトセッションの間に相当に上昇していたことや、直近高値である5849円(3月25日)を一時更新したこともあり、目先の達成一服感からその後は伸び悩む展開となった。《YN》

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