新興市場銘柄ダイジェスト:SYSHDは急伸、AmidAHDがストップ高

2020年2月3日 19:45

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記事提供元:フィスコ


*19:45JST 新興市場銘柄ダイジェスト:SYSHDは急伸、AmidAHDがストップ高
<7671> AmidAHD 1099 +150
ストップ高。20年6月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比53.1%増の1.19億円と発表している。グループサイト全体の流入数が52.6%増となったことなどを背景に、EC通販事業で客数、客単価ともに伸長した。通期予想は前期比29.7%減の1.63億円で据え置いた。進捗率は73.0%となっている。

<3988> SYSHD 1613 +131
急伸。20年7月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の1.14億円から1.83億円(前年同期実績0.85億円)に上方修正している。一部の高収益プロジェクトや技術者の待機工数が当初計画を下回り、利益率が改善した。販管費の抑制も利益拡大に貢献する見通し。通期予想(前期比21.7%増の2.63億円)は不確定要素が多いとして据え置いた。

<6195> ホープ 2589 +88
大幅続伸。20年6月期の売上高を従来予想の114.57億円から135.00億-140.00億円(前期実績38.62億円)に上方修正している。4月に電力供給開始となる案件の受注状況が好調で、想定以上の伸びを示しているため。気候変動等に伴う電力供給量の増減などを鑑み、レンジ形式での開示とした。営業利益などは価格変動リスクなどから合理的な予想が困難として引き続き公表を差し控えている。

<7298> 八千代工 701 +9
大幅続伸。20年3月期第3四半期累計の営業利益を54.7億円(前年同期実績4.3億円)と発表している。前年同期に米国で生産安定化費用の減少などに伴い、他拠点からの部品供給費用及びリコール関連費用などの一時費用を計上した反動で増益となった。通期予想は前期比7.6倍の53.0億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから、上方修正への期待も広がった。

<4385> メルカリ 2008 +85
大幅続伸。一部メディアが「NTTドコモ<9437>とメルカリ、ポイントサービスなどで提携」と報じ、買い材料視された。報道によると、「ドコモの共通ポイントをメルカリのフリマアプリで使えるようにする。両社が手掛けるスマートフォン決済では加盟店の共同開拓なども検討する」という。《ST》

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