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記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
サンパウロ大学やハーバード大学の研究者らが、ストレスによって白髪ができるメカニズムを解明したそうだ(時事通信、GIGAZINE、BBC、Slashdot)。
これによると、ストレスによって放出される神経伝達物質ノルアドレナリンが毛根付近の細胞を過剰に活性化させ、それによって幹細胞が急速に色素となるメラニンを形成するメラニン細胞に変化してしまい、その結果メラニン細胞が枯渇してしまうという。そのため毛の色がなくなり、白髪になってしまうのだそうだ。
なお、マウスによる実験では交感神経系に対する神経伝達を阻害する働きのあるグアネチジンを投与することで、白い毛が生えてくることを防げることも確認できたという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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