深夜に外食をした人は10.5%、深夜外食の機会は減少傾向 リクルート調査

2019年11月25日 08:44

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深夜営業の時間帯の外食有無(画像: リクルートライフスタイルの発表資料より)

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 リクルートライフスタイルが深夜外食の実態調査を行い、深夜外食をした人の割合は1割程度に留まり、昨年と比べて減少していることが分かった。

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■深夜に外食をした人の割合は10.5%

 21日、リクルートライフスタイルが「飲食店の深夜営業の利用実態と深夜営業への考え」を調査・発表した。これは、20代から60代の首都圏・東海圏・関西圏に住む男女1万29人から得られた回答を集計・分析したもの。調査期間は2019年9月の1カ月間となっている。

 深夜(午前0時~5時)営業をしている飲食店を利用した人の割合は、10.5%。年齢や男女別では20代男性が17.9%と最も高く、ついで30代男性が16.6%、20代女性が14.8%と続き、年齢が上がるにつれて低くなり、60代男性は7.4%、60代女性は5.4%だった。

■深夜外食の平均回数は2.9回

 また深夜に外食をした人に回数を尋ねたところ、平均回数は2.9回だった。年齢や男女別で最も多かったのは60代女性の3.5回。ついで40代男性の3.4回、50代女性の3.2回となっている。反対に回数が最も少なかったのは30代女性の2.4回。ついで20代女性と40代女性の2.6回、20代男性の2.7回だった。

■理由は飲み会の2次会や残業後の食事

 深夜に外食をした理由を尋ねたところ、最も多かったのは「飲み会後の2次会や締めの食事等」が28.0%。ついで「残業や仕事の終了が遅くなった」が17.6%、「仕事以外の所用・用事で遅くなった」が12.2%、「深夜にお腹が空いた」が11.8%、「仕事の定時の終了時間が遅かった」が9.0%となっている。

 また「特に理由はない」も27.3%あった。年齢や男女別でみると、60代女性で57.8%、50代女性で49.7%となるなど、高年齢層の女性で「特に理由がない」と答えた人が多めだった。

■深夜外食をする人は減少傾向に

 深夜に外食をする機会について1年前との比較を尋ねたところ、「とても増えたと思う」が1.0%、「やや増えたと思う」が3.7%、「変わらない」が71.9%、「やや減ったと思う」が10.0%、「とても減ったと思う」が13.3%だった。

 年齢や男女別で、「とても増えたと思う」と「やや増えたと思う」が最も多いのは20代男性の11.3%(とても増えた:2.5%、やや増えた:8.8%)。「とても減ったと思う」と「やや減ったと思う」が最も多いのは60代男性の29.1%(とても減った:18.0%、やや減った:11.1%)だった。元から深夜に外食をしていない人と合わせて、深夜に外食する人は減っていることが伺える。

■深夜営業は自分にとって必要か?

 飲食店の深夜営業に対して「自分にとって必要か」を尋ねたところ、「非常にそう思う」が3.0%、「まあそう思う」が10.5%、「どちらともいえない」が18.2%、「あまりそう思わない」が32.6%、「まったくそう思わない」が35.7%となり、「非常にそう思う」「まあそう思う」と答えたて必要性を感じた人は13.5%に留まった。

 必要性を感じた人は若い世代に多めで、20代男性では27.7%(非常にそう思う:7.3%、まあそう思う:20.4%)、20代女性では18.2%(同5.0%、13.2%)となり、年齢層が上がるにつれて必要性を感じる人の割合は少なくなっている。

■深夜料金に対する考え

 飲食店における深夜料金について仕方ないと思うかを尋ねたところ、「非常にそう思う」が13.1%、「まあそう思う」が44.4%、「どちらともいえない」が25.0%、「あまりそう思わない」が10.4%、「まったくそう思わない」が7.0%となり、深夜料金について肯定的な考えを持っている人が多かった。

 年齢や男女別でみると、女性は全ての年齢層で、「非常にそう思う」と「まあそう思う」を合わせた割合が6割を越えた一方、男性は最も高い年齢層でも60代男性の53.9%(非常にそう思う:10.6%、まあそう思う:43.3%)に留まっている。

 ただし、深夜に食事をしない人の割合が9割近くいることや、深夜に外食をする割合が多めの20代・30代男性でも、深夜料金に肯定的な人の割合が平均より低かった点を指摘して、深夜料金が許容されているとは言いきれない状況を推測している。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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