Braveブラウザー製品版、バージョン1.0に到達

2019年11月17日 21:09

印刷

記事提供元:スラド

Brave Softwareは13日、Braveブラウザーの製品版がバージョン1.0に到達したことを発表した(プレスリリースgHacksの記事The Vergeの記事VentureBeatの記事)。

Braveブラウザーはこれまでもバージョン0.xが製品版として提供されていたが、実はベータ版ではないのかと考えるユーザーもいたようだ。バージョン1.0に到達したことで、初の安定版がリリースされたと報じられている。また、閲覧したWebサイトを匿名で支援できる「Brave Rewards」がiOSにも対応し、すべてのプラットフォーム上のBraveブラウザーで利用可能になったことも同時に発表された。

Brave Softwareは2015年、Mozilla共同設立者の一人でJavaScript発明者のブレンダン・アイク氏が当時MozillaからKhan Academyに転職していたブライアン・ボンディー氏を誘い、共同で設立した。今回、当時のいきさつからBraveがバージョン1.0に達するまでの道のりをボンディー氏がまとめている。プライバシーとパフォーマンスを重視しつつ、パブリッシャーも支援するというBraveブラウザーは、Webページの広告を独自の広告に差し替え、閲覧者とパブリッシャー、Brave Softwareで利益を分配するというオプションでも話題になった。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | ソフトウェア | 広告 | インターネット | プライバシ

 関連ストーリー:
ChromiumベースのMicrosoft Edgeベータ版、初回起動時に130回以上のネットワークリクエストを送る 2019年09月01日
Chrome派生のBraveブラウザ、Chromeの広告ブロック仕様変更に反対し独自に高速なAPIを実装 2019年07月04日
Brave 0.57、ユーザーインターフェイスがChromiumベースに 2018年12月20日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事