アイナボホールディングス 19年9月期は2ケタ増収・大幅増益、戸建住宅事業及び大型物件事業ともに好調に推移

2019年11月15日 17:49

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記事提供元:フィスコ


*17:49JST アイナボホールディングス---19年9月期は2ケタ増収・大幅増益、戸建住宅事業及び大型物件事業ともに好調に推移
アイナボホールディングス<7539>は14日、2019年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.1%増の695.84億円、営業利益が同41.9%増の21.64億円、経常利益が同40.4%増の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.7%増の14.54億円となった。

戸建住宅事業の売上高は前期比7.5%増の608.43億円、セグメント利益は同33.6%増の29.13億円となった。タイル・建材販売は、注力商材のサッシ販売が大きく伸び、売上高は前年を大きく上回った。また、自社ブランドタイルの販売が好調に推移したことにより、利益率は大きく改善した。タイル・建材工事は、サンディング工事も前年比微増で推移したが、精度の高い積算業務の改善により粗利益の改善が図れた。住宅設備関連販売は、ビルトインコンロ等の厨房関連機器の販売が増加したことで売上高は前年比プラスで推移した。住宅設備関連工事は、重点課題である新規工務店開拓による顧客数の増加に伴い、一般工務店向けユニットバス工事は前年を上回ったものの、特定のビルダー向けの工事が若干減少した。

大型物件事業の売上高は前期比32.4%増の87.41億円、セグメント利益は同51.9%増の5.66億円となった。タイル工事は、ホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事が好調に推移したことで売上高は前年を大きく上回った。住宅設備工事は、リニューアル工事の受注が増加したことにより売上高は前年を上回った。空調衛生設備工事は、官公庁からの大型物件の受注が引き続き堅調に推移するとともに、手持ち工事も順調に進捗したことで売上高は前年を上回った。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.9%増の709.00億円、営業利益が同3.9%減の20.80億円、経常利益が同3.8%減の23.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%減の14.20億円を見込んでいる。《SF》

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