周辺にある店舗のキャッシュレス決済対応状況が分かるアプリ「ココドレ?」

2019年9月30日 08:40

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「ココドレ?」の画面イメージ。店舗毎に対応のキャッシュレス決済が一覧で表示される。(画像: デジタルアドバンテージの発表資料より)

「ココドレ?」の画面イメージ。店舗毎に対応のキャッシュレス決済が一覧で表示される。(画像: デジタルアドバンテージの発表資料より)[写真拡大]

 デジタルアドバンテージが、現在地の周辺店舗におけるキャッシュレス決済情報を確認できる「ココドレ?」サービスを公開した。これはスマホのGPS情報から近くにある店舗を自動的にリスト表示し、各店舗が対応しているキャッシュレス決済を表示するサービスだ。現在はAndroid版とWeb版のみで、iOS版は近日リリースされる。

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■複雑なキャッシュレス決済を手軽に

 「ココドレ?」に表示されるのは、各店舗がどのようなキャッシュレス決済に対応しているかだ。アプリには「PayPay」や「楽天ペイ」「LINE Pay」「メルペイ」「ファミペイ」「d払い」など主要なQRコード決済の一覧がタグとして表示され、対応しているものは濃い色で、対応していないものは薄い色で表示される。「楽天Edy」や「WAON」「nanaco」「Suica」「QUICPay」「T-POINT」といった電子マネーや、VISAなどのクレジットカード決済の情報もあわせて表示される。

 決済面では、スマホを起動してQRコード決済をする場合は「ココドレ?」に表示されたボタンをタップすると、対応アプリのストア画面が表示されてアプリを起動できる。「ココドレ?」を閉じて決済用アプリを開く手間が省ける仕様だ。さらに「周辺マップ」で地図上に店舗表示もできるため、リストではどこにお店があるか分からない時に役立つ。

 10月の消費増税にともなって国はキャッシュレス・ポイント還元事業を展開するが、どのお店がどんなキャッシュレス決済に対応しているかは分かりにくいのが現状だ。いざ支払う段階になり、実は自分が普段使っている決済方法が使えないと分かり、現金支払いをすることもある。キャッシュレス決済で支払いたいが、使える場所を探すのが大変な時は「ココドレ?」を使ってみよう。

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