7月の百貨店売上高、夏物不振で4カ月連続でマイナスに

2019年8月23日 08:49

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 日本百貨店協会の発表によると、長雨で夏物が不振だったことなどから、7月の全国百貨店売上高は、4カ月連続でマイナスになったことが分かった。

【前月は】6月の百貨店売上、悪天候や夏物不振で3カ月連続マイナスに

■4カ月連続でマイナスに

 21日、日本百貨店協会が7月の全国百貨店売上高概況を発表した。7月の売上高総額は4,971億19万2,000円で、前年同月比(店舗数調整後)2.9%減となり、4カ月連続でマイナスとなった。

 ここ数年を振り返ると、2017年12月から18年2月、18年11月から19年1月のように3カ月連続でマイナスになることはあったが、4カ月以上連続のマイナスは16年3月から17年3月(13カ月連続マイナス)以来のこと。

■長雨で夏物が不振も梅雨明け後は回復

 曜日回りにより日曜日が前年から1日少なかったことに加えて、長雨などにより夏の季節商品が不振だったことが影響した。その一方で高額品や免税売上は引き続き好調、梅雨明け以降は売上が回復、協会に加盟している百貨店162店舗で7月末を中心に開催した『プレミアム サマー バザール』は一定の成果が得られたとしている。

■大阪と広島のみ前年比プラス

 10都市の売上高は前年同月比1.9%減。都市別でプラスになったのは、大阪(前年同月比:1.3%増、以下同じ)、広島(3.7%増)のみ。札幌(3.2%減)、仙台(4.4%減)、横浜(3.4%減)、名古屋(5.0%減)、神戸(3.4%減)でマイナス幅が大きかった。

 10都市以外の地区別の売上高は同5.3%減。全ての地域で前年割れとなっており、特に東北(6.3%減)と九州(7.3%減)でマイナス幅が大きく、最もマイナス幅の小さい近畿でも3.6%減だった。

■美術・宝飾・貴金属、家電が好調

 商品別で前年比プラスだったのは、雑貨の化粧品(前年同月比:0.5%増、以下同じ)、美術・宝飾・貴金属(8.6%増)、家庭用品の家具(2.8%増)、家電(18.3%増)、食料品の菓子(2.3%増)のみ。マイナス幅の大きかったものでは、衣料品の紳士服・洋品(6.9%減)、婦人服・洋品(7.1%減)、雑貨のその他雑貨(7.2%減)、食堂喫茶(6.2%減)などがある。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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